ジャニー喜多川さんからもらった言葉
多方面で活躍を見せてきた山田だが、'20年には『ずうとるび』を再結成している。
「今でも、ディナーショーやライブをすると全国からファンが来てくれる。やっぱり、懐かしい思いで聴いてくれる方がいるんですよね」
グループの再結成を願っていたのは、かつてのファンだけではなかったという。
「昔、たまたまスタジオでジャニー喜多川さんにお会いしたとき“You、面白いね”と言ってくれたんです。メンバーの今村良樹くんの息子がジャニーズにいて、生前にジャニーさんの家に行ったら“ずうとるびを再結成するよう、お父さんに言っておきなさい”と言われたそう。認めてくれていたんですね」
数々の大物の心をつかんできたが、その熱い思いは今も昔も変わらない。
「僕がやりたいのは、エンターテイメント。歌って踊って、笑いもとる。自分は、そういうコメディアンでありたい。『笑点』は、子どもから年配の方まで見てくれている番組で、本当にやりがいがあります。笑いは健康長寿のもとですから、これからも元気を届けていきたいです」
プライベートでは、こんな活動も。
「こん平師匠が設立して小遊三師匠がヘッドコーチを務める『らくご卓球クラブ』に参加して、世界ベテラン卓球選手権にも出場しています。今では、公式戦でスペインとオーストラリアに勝てるまでになりました!」
最後に、創刊65周年を迎えた『週刊女性』へのお祝いのコメントをお願いすると……。
「『週刊女性』創刊65周年とかけまして、人工衛星と解きます。その心は、ますます軌道に乗るでしょう! 『ずうとるび』は、もう一度紅白へ!」