「さすがのメンタルというか、スルースキルの高さですね」と苦笑いするのは、歌舞伎事情にも詳しいベテラン芸能リポーター。
「よくわかっていますよ、海老蔵は。おそらく麻耶夫婦は、自分たちの土俵に引っ張り出して、騒動をさらにドロ沼化させたい、感情的にさせて“ボロ”を出させたい思惑があるのかなと。そうすれば憎き海老蔵の失墜を達成でき、加えてブログ閲覧者やYouTube視聴者を獲得する狙いもあったのかも」
ブログで暴露を続けながらも、麻耶は《連絡ないですよ》とのタイトルで《おばの暴走を なんでここまで 放っておけるのでしょうか? 子供を愛する父親なら 一刻も早くおばに連絡して おばの暴走を止めますよね?》
と、一向に連絡を寄越さない海老蔵に、どこか焦りも見え隠れする文句を綴っている。それに気になったのは《おばの暴走》と自覚しているところだ。
相手にされず“ひとり芝居”と化した
片や國光氏は《今日のランキングだよ》と、自分たち夫婦のブログが『アメブロ』の芸能人ランキングで1位、2位になっていることを用いて、《ちなみにこれも、僕の仕業だよ》と嬉々として報告している。
「“松居一代です”などと謳っていた麻耶ですが、まさに彼女と同じ道を歩むことになるのでは? あの時も、一代さんが次々と動画で爆弾発言を繰り返すも、船越(英一郎)さんは応じることなく徹底的にスルーを決め込んだ。
そして“材料”が整ったところで、彼女を淡々と名誉毀損で刑事告訴したのです。すると刀を鞘に収めるしかなく、派手にぶち上げた“松居劇場”での暴露話も眉唾物となり、結局はひとり芝居による茶番劇に成り下がった」(前出・芸能リポーター)
海老蔵もどうやら、このパターンを狙っているということか。
「ただ、悪評だけが衆目に晒され続けるのは相当きついですよ。並大抵の精神力がなければ耐えられない芸当でしょうが、さすがは伝統芸能・歌舞伎を代表する『成田屋』の長といったところか。まあ、単に相手にもしていないだけ、とも言えますが(苦笑)」(前出・芸能リポーター)
3月28日には《終わったよ》とのタイトルで、《これで、海老蔵に纏わるお話しは終わりにしたいと思うのですが、それはあちら次第になってしまいます》と、騒動終焉を宣言しながら、それでも、また“ボールを投げた”格好の國光氏。海老蔵から返ってくるのはボールか、それとも……。