ご意見番として迷いがない発言
ご意見番として、バラエティー番組でも、歯に衣着せぬ発言をしてきた美川さん。
最近の芸能界の騒動について話題を振ると、ぴしゃりと見解を述べ、迷いがない。
タレント・小林麻耶が歌舞伎役者・市川海老蔵や実母を口撃し続けていることについては、こうたしなめる。
「麻耶さんが自分のイメージを大切にするのなら、ああいうことは口にしないと思うの。何でも切り開くのは自分だし、反省するのも自分なのよ。そういうことがわかっていたら、人に牙を向けるようなことはしないんじゃないかしら。
海老蔵さんもね……SNSのメッセージで女性をひっかけるとか、それもどうなの?團十郎になる人なんだから、こういうことで足をすくわれたら、もったいないなって。役者としてはいい顔してて、神々しいのよ。個人的にはファンだから、気をつけてほしいとは言いたいわよね」
10代からの付き合いだというタレントの神田うの(47)は、自身のSNSが炎上するたびに、美川さんから注意の連絡が入るという。
「例えばダイヤを盗られたときとか、旦那さんから誕生日にエルメスのバッグを5個も6個も贈られたみたいに書かれちゃったときとか、すぐ電話がかかってきます。あんた、世間じゃこんなイメージになってるわよ!ちゃんとブログに誤解のないように書きなさいって。結局、自分の判断で、後から説明することはしなかったんですけど。
結婚する前も旦那さんに会ってもらいましたしね。いいんじゃない、あんたらしくいられるだろうからって。憲ちゃんがいつも親身になってアドバイスくれるので、どうにかこうにかやれてます。ありがたいと思っています」
美川さんは自分がご意見番と言われることには、本当は抵抗があるという。「人のこと言える立場じゃないから」と明かし、大麻取締法違反で人生に汚点を残した過去を振り返る。
「あのころ、大麻はファッションみたいなもので、安直な気持ちで手を出したのが、落とし穴だったのね。今も若い人たちがそういう感覚でドラッグをやってしまうことがあるかもしれないけれど、自分で墓穴を掘って、そこから這い上がるのが、どれだけ大変かってことをわかってほしいの。人生台無しにするわよって」