銀座院・高須英津子院長の想い
さらに今回は、銀座高須クリニック院長の高須英津子さんにも意気込みを聞いた。
「東京の拠点となる銀座高須クリニックを任される……大きな責任を感じました。でも、それと同時に、今までの経験を活かして、東京をはじめ全国の患者様が美しくなるお手伝いができるのをとても楽しみに思いました」
前述のようにクリニック建設時は、高須克弥統括院長から内装デザインを一任された英津子院長。さまざまなこだわりを込めて内装づくりに励んだという。
「まず、プライバシーへの配慮を第一に考えました。待合室もボックス型の座席にして、周囲の視線を遮る工夫をしたり、お会計も個室会計を採用したりしています。
また、お待ち時間をできるだけ短くするように、診察室と写真室の数も多くしました。手術後に休憩するリカバリー室は、照明をダウンライトにして、ゆっくりお休みいただける環境を整えています」
そのほか、窓ガラスはすべてUV加工が施されているなど、来院する人々の安心感と心地よさを追求したつくりになっている。
英津子院長は多忙な医師業務と家庭を両立するスーパーママ。今回の院長就任について、ご家族とはどのような会話が交わされたのだろうか。
「設計の段階から、娘や主人たちに私の思いを伝えて、こだわりを話し続けていたので、クリニックの完成を一緒に喜んでくれました。家族は、ますます忙しくなってしまった私に協力的で、みんなで応援してくれていますね」
妻であり母の英津子院長新たな挑戦を家族全員で優しく見守ってくれているようだ。
「高須クリニックは手術のクリニックというイメージがあるかもしれませんが、しみ、シワ、たるみなどの若返り治療にも力を入れています。
切らないアンチエイジング治療として、照射系の治療やヒアルロン酸注射でのリフトアップ治療、糸リフトによる治療などが自然な仕上がりで人気です。たるみなどは、気になったときが治療のタイミングなので、手遅れということはありません。
いつからでも一発逆転できるのが美容医療のいいところ。週刊女性読者のみなさまにも、ぜひ新しくなった銀座高須クリニックにお越しいただきたいです!」
なんと心強いお言葉! この機会に高須デビューを飾ってみるのもアリ?
高須克弥(たかす・かつや)●1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業後、同大学院医学研究科博士課程修了。美容整形外科医の草分け的存在として「二重瞼形成用糸」や「脂肪吸引手術」など数多くの施術に関する特許を取得。世界の最新美容外科技術を日本に紹介するなど、精力的に活動する。Twitterやインスタグラムを通じてがん治療の様子を配信中。
高須英津子(たかす・えつこ)●2001年藤田保健衛生大学医学部卒業後、社会保険中京病院にて研修。藤田保健衛生大学皮膚科入局。一般皮膚科をはじめ、美容外来、レーザー外来で研鑽を積む。高須クリニック栄院で院長を務め、この春銀座高須クリニック院長に就任。
高須クリニックのHP→→→https://www.takasu.co.jp/
取材・文/大貫未来(清談社) 撮影/山田智絵