動画を含めたインターネット上における犯罪行為に対する通報は可能で、今回の件で言えば、ラファエル本人が被害届を出さずとも視聴者が情報提供として相談する手立てもありそう。被害者が有名ユーチューバーとあれば、事は動く可能性はある。
ところが、《ラファさんの話が上手いから全てコントに見える》《コントなのかガチなのかわからんけど》《被害届出さないとか怪しい》との声も、コメント欄に散見される。被害者のラファエルが疑われるとは、どういうことか。
というのも……、ユーチューバー事情に詳しいITライターは「彼は“常習犯”なんですよ」と事情を明かす。
過激動画の「99%がやらせだった」
「かつては【素手で車を壊せるまで帰れません】という高級車を殴る動画で大炎上するなど、過激動画がウリで人気ユーチューバーの仲間入りを果たしたラファエル。が、YouTube規定を逸脱しすぎたことから、登録者数240万人を誇ったチャンネルのアカウントを停止された過去があります。
そしてテレビのバラエティー番組に出演した際には、過激動画の“99%がやらせだった”と告白。さらには2022年4月、“見返してて笑えないのも危ないのも多い”と、炎上しそうな過去動画100本以上を削除して再出発を図ったのです」
しかし、チャンネル登録者数こそ185万人まで戻すも、過激動画の配信がなくなったことが影響しているのか、再生回数は伸びずに10万回に届かないことも。
「4月末に【ラファエルメンバー社員一同、全員退職しました】とのタイトルで投稿した動画は、YouTube“引退”の憶測を呼び込んで久々に100万回を超えましたが、結局は“GW休暇”というオチ動画も含めたドッキリ。
この手法でしか数字が取れないことを、彼自身もわかっているのかも。それで結局は元に……。もちろん、車上荒らし被害を装ったとは言いませんが、視聴者の中には最初から“自作自演”と疑う人もいるのでしょう」(同・ITライター)
今のところは再生回数28万回に留まっている、“車上荒らし被害”動画の概要欄を開くと【※この動画に関する注意事項と説明】として、【この動画で表現されている過激な表現や言葉は台本があり登場人物は全てエキストラです。企画に基づいたコメディーなので内容を真に受けないで下さい】と記されている。
これは5月15日に公開した、新しい『アルファード』の買い替えを報告した動画も含めて、ラファエルのほぼ全ての投稿動画に添えてある文言だ。果たして、これは“ガチ”なのか、それともコメディーなのか。