「彼女たちが派手なファッションに身を包む理由はもう一つあります」とはジャニーズ事情に詳しい芸能ライター。
「それはステージ上にいる“自担”に自分の存在を気づいてもらいたいためで、ジャニーズ名物の装飾うちわも、ファンサービスをしてもらいたいためにデコるんです。数万人の中から自分を見つけてもらうことは、それは何よりも幸せな瞬間で、それなら周りより少しでも目立とうとする心理が働くのは当然」
迷惑行為と判断される可能性も
では、服装に関する規制がなく、いわば“コスプレ”しても許される中でなぜ、ウェディングドレスだけに大きな拒絶反応が起きているのだろうか。
「着ている本人は大満足なのでしょうが、ふわりとしたドレスが近隣席に侵食するでしょうし、裾を踏まないようにと気を使わせるかもしれない。もしも周囲のファンが、ステージを楽しむ環境が損なわれたとスタッフに申し出れば、迷惑行為と判断されて注意される可能性もあると思います。
それに、何よりも花嫁の象徴であるウェディングドレスを堂々と着てしまう感覚に、グループを応援する同じファンとして非常識に思えるのでしょう。結婚したいほどに好き、な気持ちはわからないではないですが(苦笑)」(前出・芸能ライター、以下同)
ドレスに身を包んだ当該女性が画像とともに投稿したのは、《ゆっちとの結婚式無事に終わりました》という火に油を注ぐような報告。冗談だとしても、中丸雄一のファン、そしてジャニーズファンにとって許し難い言動に映ったのかもしれない。
このコンサートにおける“暗黙マナー”は、他にもウェディングドレス同様に周囲の邪魔になる服装、また水着を含めた露出度の高い服はNGとみなされるそう。節度あるファッションで臨むのが無難ということか。