また服装だけでなく、必須アイテムの装飾うちわにしても、規定サイズより大きくしてはいけない、反射・ラメ素材やホログラムはタレントの安全を守るために使用禁止。そして、胸より高い位置にあげるのもマナー違反とされている。
タレントも嫌うマナー違反
「そして髪型です。ファッションと同じく個性を主張しやすいヘアスタイルですが、トップの位置でまとめたお団子ヘアやポニーテール、さらにキャバクラ嬢のように過度にまとめた“盛り髪”は、後部座席の視界を遮ることから反感を買いやすい。つばの大きい帽子、またヒールの高い靴も同様の理由で避けるファンは多いですね」
この“盛り髪”について、ジャニーズファンの間で有名な逸話がある。その昔、某グループが夏場のコンサート開催時に、客席に向かってウォーターガンで水を撒く夏らしい演出があったのだが、メンバーの1人が、まるで客席の一箇所を狙って水をかけていた、ように見えたのだという。
「その先に立っていたのは髪を盛りに盛った女性(苦笑)。真偽の程は定かではありませんが、この話がネットで拡散されると、そのメンバーを讃える声とともに“盛り髪禁止が公式になった”として、今も語り継がれているのです。
実際、彼らが立つステージからは、ファンの振る舞いはハッキリと見てとれるそうです。周りの迷惑を顧みずに自分だけ目立ちたい、自分勝手な“抜けがけ”意識がタレントからも、そして同志からも拒絶されるのでしょう。何もジャニコンに限らずに、そういう女性って反感を買いやすいですから(苦笑)」
自担から嫌われないためにも、か。