元舞妓を名乗る女性の告発ツイートが、Twitterを中心に注目を集めている。
≪この世から抹消されるかもしれんけど、これが舞妓の実態。当時16 歳で浴びるほどのお酒を飲ませられ、お客さんとお風呂入りという名の混浴を強いられた(全力で逃げたけど)。これが本当に伝統文化なのか今一度かんがえていただきたい。写真はお客さんと山崎18年一気飲み大会で勝利した時と飲酒≫
舞妓の存在自体が問題視される流れに
という、舞妓の実態を暴露した衝撃的な投稿は、13万件超リツイートされ、現在もなお拡散されている。そんな中、「舞妓」をテーマにしたアニメ、またその実写版ドラマが、SNSユーザーの耳目を集めているようだ。
「ツイートの投稿者である元舞妓女性は、≪毎年後輩たちが自殺未遂したり心を病んでいくのを黙っていたくはなかった≫という理由から、今回の告発に踏み切ったそうです。彼女はほかにも、≪6年奉公で住み込み、給料0円、ちょっとしたお小遣い制度≫という知られざる給与事情や、≪外部とは手紙か公衆電話しか繋がれず、携帯電話持たせない。なぜか?外の世界を知ると逃げ出すから≫という閉鎖的な環境についてなど、次々と暴露。
さらに、≪私は5000万円で処女を売られそうになった。そしてそのお金、舞妓自身は貰えない≫と、人身売買を思わせるような話まで飛び出し、その内容に、多くの人があぜんとなっている状況です」(芸能記者)
そもそも舞妓とは、舞踊や唄などで宴席を盛り上げ、客をもてなす15~20歳の女性で、「芸妓の見習い」という立場。屋形(置屋)の女将である「おかあさん」の元で共に暮らしながら、日中はさまざまな芸事の稽古に励み、夜はお客さんの待つお座敷へ向かうという生活を送っている。
「元舞妓女性の告発内容以前に、一部SNSでは、そもそも未成年者が夜の酒席に呼ばれるということが『おかしい』とする声が目立つなど、舞妓の存在自体が問題視される流れになっています。これまで日本の伝統文化としてもてはやされてきた舞妓ですが、これを機に、そのイメージが“激変”するかもしれません」(前・同)