'91年公開の映画『超少女REIKO』で共演した島崎和歌子も戦友のような関係だ。
「4歳上ですけれど、セーラー服を着た役をやっていたころから知っているし、気兼ねしない。お互いアイドル出身だったけど、和歌子はバラエティーで頭角を現して、その道に突き進んでいくのを私は見てたし、“私たち頑張ったね”ってお互いに言える関係性です」
「今は伝説から“降りてきました”から(笑)」
“伝説の少女”としてデビューした観月だったが、
「以前は声をかけられてもスッと通り過ぎちゃうこともありましたが、今は伝説から“降りてきました”から(笑)」
と、街中で声をかけられれば気軽に応じるようになったという。
30年はひとつの区切りだが、立ち止まるつもりはない。
「'18年に『座・ALISA』という舞台をやって奥深さを学びました。今後は音楽活動を強化したいですが、ほかにも自分じゃない誰かのプロデュースも面白そうだなって思っています」。いつだって前を向いている。