これほどの高級マンションに24歳で住むことができるなんてさすが芸能人、といったところだが、芸能プロ幹部にタレントの“住宅事情”を聞いてみると、
「固定給か歩合制かといった契約の形態によっても違いますが、給料制のタレント場合はタレントが住むマンションの家賃は事務所が負担しているケースがほとんどですね。
特に売れているタレントの場合、自分で部屋探しをするのも大変ですし、セキュリティの問題もあります。情報が洩れることが絶対ない不動産屋を使い、さらに身元がバレないように事務所名義で借りるのが普通です。家賃は事務所の経費扱いにもなりますしね」
広瀬すずクラスで家賃100万円は安い
それにしても100万円を超す家賃を負担するとはなかなかのことだが……別の関係者は「広瀬さんなら500万円でも出すんじゃないですか?」としてこう続ける。
「彼女は給料制だとは思いますが、年間数億円を超す稼ぎがあると思います。女優業よりもCMのほうが収入が大きく、広瀬さんクラスならだいたい1本あたり3000万円ほど。彼女は’21年度はロッテやソフトバンクなど大手12社と契約していました。事務所の儲けを考えると家賃100万円は安いものでしょう」(同・大手芸能プロマネージャー)
このマネージャーによれば、かつて所属していた中堅女優が住んでいたマンションは家賃200万円超だったが、事務所が負担していたという。また事務所によっては交通費はもちろん食費まで負担するところもあるという。『文春』の記事によれば、広瀬はこのマンションに“最近引っ越したばかり”とあるが、
「彼女はこれまで別の高級マンションに住んでいたのですが、そこでは“お母さまと絵同居”していたそうです。今、一人暮らしを選んだ背景には山崎さんと心置きなくふたりきりで過ごしたかったという理由もあるでしょうね。多忙の合間をぬっての交際なのでお家デートが多いそうですよ」(別の芸能プロ関係者)
弱冠24歳で家賃100万円超のマンションに住み、高級外車を乗り回しイケメン俳優と交際。広瀬すずが“スター”になったのはまぎれもいない事実だろう。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> ◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。