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ー 自身と役はほとんどが似ていない
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ー 先のことは自分でもわからない

 

「オファーをいただいたときは、驚きとプレッシャーしかなかったです。『梨泰院(イテウォン)クラス』は見ていたので、イソ役となる麻宮葵役が私でいいのかな、と。ずっと迷っている状態ではありました」

自身と役はほとんどが似ていない

 韓国のケーブルテレビ局(JTBC)で放送され、大ヒットした『梨泰院クラス』。放送直後の'20年春にNetflixで配信が始まると『愛の不時着』とともに世界が熱狂。その日本版としてスタートした『六本木クラス』。

 強要された土下座を拒否して高校退学に。父親をひき殺された怒りの拳によって少年刑務所へ……。主人公・宮部新(竹内涼真)が復讐を誓ったのは、最大手外食チェーン“長屋ホールディングス”の会長・長屋茂(香川照之)&その息子・龍河(早乙女太一)。亡き父に教わった“揺るぎない信念”と仲間だけを信じ、巨大権力に挑んでいく……。

平手友梨奈 撮影/伊藤和幸
平手友梨奈 撮影/伊藤和幸

 平手友梨奈が演じているのは、麻宮葵。IQ162の人気インフルエンサーだが、ソシオパス(反社会性パーソナリティー障害)。

 すべてが投げやりで、夢中になれるものがなかった。しかし新との偶然の出会いを重ねる中でその信念に触れ、恋心を抱くとともに、自らの人生を新に賭けると決める……!

葵は全体のストーリーを通して、どこか応援したくなるような、可愛い女の子だと思うので。同時に、最初からできあがった状態でないといけないと思いました。

 撮影に入る前、監督やプロデューサーと話し合いを重ねる中で、葵というキャラクターや作品への思いが間違っていないことがわかってきて、それはひとつの救いになりました」

 SNSでは“ハマり役”の声が吹き荒れている葵役だが、

「自分自身とはほとんどが似ていないですね。お芝居の活動だけじゃなく、いろんなジャンルをやらせていただいているんですけど、全部にプレッシャーを感じてしまう人間なので」