投資トラブルの発覚によりバッシングと擁護、あらゆる方向から報道と意見が飛び交っているTKO・木本武宏の騒動。個人事務所の窓口が情報を小出しにしていることも、炎上を鎮火させない要因になっているとみられるが、本来はもっとも木本を支えられるはずの相方・木下隆行は、なぜか沈黙を貫いたままだ。
木本には擁護する声も
木本をめぐっては、7月19日配信のニュースサイト「日刊大衆」が、投資に失敗したために“億超え”の借金を抱えていることや、後輩芸人など周囲にも勧誘していた投資ビジネスが“詐欺まがい”の話だったことなどを伝えた。
同報道後、木本はテレビ番組から姿を消し、7月23日には所属していた松竹芸能が「本人より退所の希望がございました為、本日をもって本人との契約を終了する事になりました」と報告。同日、木本もツイッターを更新して、騒動を謝罪しつつ「必ず近日中に事の経緯をきちんと説明させて頂く所存です」とコメントした。
TKOといえば、19年9月に「週刊大衆」(双葉社)でオジンオズボーン・篠宮暁にペットボトル投げつけてケガをさせたと伝えられた木下が、その後も複数の週刊誌で“パワハラ行為”などを報じられ、20年3月に松竹を退所。この時、事務所は「TKOは解散せず、木本武宏は引き続き弊社所属で芸能活動を行います」と発表していた。
「もともと木下には人望がなかったのか、彼をフォローする芸人もほとんどいなかったといい、事実上、松竹から追放されたような形でした。一方、今回トラブルが明るみに出た木本に対しては、明石家さんまやダウンタウン・松本人志など芸人仲間からの“詐欺をするような人間ではない”と擁護するような声が少なくありません。それでも、木本自身の申し出とはいえ松竹を離れたという展開に、世間からは“やはり警察沙汰になりそうだからか?”との指摘も出ています」(テレビ局関係者)