16種類のアレンジメニューを販売

 発売から60年あまり。子ども向けのスナックとして長く親しまれてきたが、近年では『ラーメンおつまみ』など大人向けの商品も加わり、ファン層もぐんと広がった。フレーバーや派生商品も多く誕生した今、ベビースター・ブランドがこの先目指すものとは?

『ベビースターラーメン』の製造工程。麺の形になった時点で味つけもできているので、しっかりと麺に味が染み込んでいる
『ベビースターラーメン』の製造工程。麺の形になった時点で味つけもできているので、しっかりと麺に味が染み込んでいる
【写真】知ってる?初代キャラクター・レトロベビーちゃんとご存じ、ベイちゃん

「『ベビースターラーメン』を食べると子どものころを思い出す、との声をよくいただきます。同時に『ベビースターラーメン』は絶えず挑戦を続けてきたブランドで、そうした姿が“元気になれる”と支持されてきました。昔を思い出し、そして明日の活力になるように、この先たとえ形は変わっても“ベビースターらしいね!”と言われる商品をお届けできたらと考えています」

 おやつカンパニーでは8月2日の“ベビースターの日”を記念し、各種コラボイベントを展開。その一例が東武百貨店池袋店とのコラボ企画で、計16種類のアレンジメニューを期間限定で販売する。

「『ベビースターラーメン』がますます多くの方に愛されるようにと2018年に制定したのが“ベビースターの日”。実は『ベビースターラーメン』は料理との相性が非常に良く、これまでも多くのアレンジレシピを発信してきました。さまざまなシーンで『ベビースターラーメン』の魅力を感じていただけるよう、今年も記念日に合わせていろいろな企画をご用意しています。この機会にぜひお楽しみください」

 進化を止めない懐かしのスナック。60年以上愛され続けるその訳を再発見してみては?

取材・文/小野寺悦子