夫妻が住む自宅近くにある薬局の従業員は、
「日本人もよく来るから彼女も来ていると思うけど、マスクをしているとみんな同じ顔に見えちゃうの。でもふたりのストーリーは、とてもロマンチックね。日本ではスキャンダルと言われても、愛があればそれでいいじゃない!」
小室夫妻が住む“本当の家”
一般の結納にあたる『納采の儀』を行わず、皇室を離れる際に発生する一時金も辞退するという“類例を見ない結婚”を果たしたふたりは、まさに愛を貫いたといえよう。
新婚生活に選んだのは、NY州マンハッタン地区にある『ヘルズ・キッチン』。治安が多少悪いともいわれるが、小室さん夫妻が住むマンションに、とある“異変”が起こっているという。
「彼らが住んでいるとされるマンションに引っ越してくる日本人が急増しているんです! あえて小室さん夫妻の話をする人はいませんが“ふたりが住んでいるから”と、このマンションを選ぶ人も少なくありません。小室さん夫妻が住んでいるなら安心だと思うのかもしれませんね」(不動産関係者)
それならばと、同じマンションの住人に聞いてみるも、やはり日本人ですら「ふたりを見たことがない」と口をそろえるばかり……。いったい、なぜなのだろうか。
「実は、小室さん夫妻が住んでいるのは、海外メディアが“ふたりの新居”と報じたマンションではないのです。“本当の家”は同じ区画にある15年前に建てられた別のマンションで、現在の家賃は日本円でおよそ月60万円前後。海外メディアが報じていたマンションよりも20万円ほど安い。ほとんどの部屋に洗濯機が置けない仕様なので“割安”なんですよ」(在米日本人)
圭さんが2日間の試験を終えた翌日、“本当の家”であるマンションに、黒のTシャツとスカートでノーマスク、手にはエコバッグと紙袋を持った眞子さんが帰宅した。
「小室さん!」
記者が声をかけたが見向きもせず、険しい顔のまま足早にエントランスの奥へと立ち去った。日本を脱出したプリンセスのリアルな暮らしぶりは垣間見えた。圭さんの試験合格で、眞子さんが幸せな笑顔を見せる日を期待したい─。
清原博 国際弁護士。アメリカの法律事務所で勤務後、帰国して『むさし国際法律事務所』を開業。多数のメディアに出演する