ジャニーズ事務所の逆鱗に触れた過去

 視聴者からは「バス旅福田沙紀やんけ久々見た 相変わらず可愛いな」「久し振りに福田沙紀を見たけど可愛いし頑張ってて好感持てたわ」といったコメントが寄せられた。

 一方で「福田沙紀が自己主張強いなぁ。相当気が強い子なんだな」「久しぶりにバラエティの仕事貰えたというのにイライラキレやすいとか 今後仕事もうどこからも貰えなそう」「福田の本性が現れとるやん」「福田沙紀が干されたわけが何となく分かる番組」といった声も上がっていた。

 芸能プロ関係者が話す。

「気の強さ、わがまま感も垣間見せた福田さんですが、昔の彼女を知っている人であれば“ずいぶん丸くなったなぁ”と思うのではないでしょうか。かつての福田さんといえばマネージャーや番組関係者にブチギレたり、収録中にもかかわらず明らかに不機嫌になることも少なくなかったですからね……」

 福田は2004年に開催された「全日本国民的美少女コンテスト」の演技部門賞を受賞。当時の所属事務所社長のお気に入りだったこともあり、同年の『3年B組金八先生』(TBS系)で女優デビュー。

 以降は『ライフ』(フジテレビ系)、『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』(TBS系)などの話題のドラマに出演。2008年公開の映画『櫻の園』では主演を務めたほか、2009年公開の『YATTERMAN 〜ヤッターマン〜』ではヒロインを務めるなど、目覚ましい活躍を続けていた。

「その『ヤッターマン』は嵐の櫻井翔さん(40)の主演映画ですが、ここでの対応がジャニーズ事務所の逆鱗に触れて、女優業から干されてしまったという報道もありました」(前出の芸能プロ関係者)

 2020年9月の『文春オンライン』によると、福田は『ヤッターマン』と『櫻の園』の撮影を同時期に掛け持ちしていたという。しかし、当時の所属事務所は主演映画の『櫻の園』を優先させ、『ヤッターマン』のスケジュールが合わない場合は、代役のバックショットなどでしのいだとされる。

 この対応にジャニーズ事務所の現社長である藤島ジュリー景子氏が「うちの櫻井主演の映画で何をやってくれているの!」と大激怒したといい、以降、福田はジャニーズタレントと共演できなくなり、仕事が如実に減ってしまったと記事では伝えていた。