孫とは仲よしで買い物も一緒に
元祖“VIVA女”も忘れてはならない。女優・安達祐実さん(41)の母である安達有里さん(65)だ。祐実さんが第1子を出産したのは2006年。孫が誕生したその年にヘアヌード写真集を発売して世間を驚かせた。さらにその2年後には2冊目のヘアヌード写真集も出版。そんなお騒がせ“VIVA女”の孫は現在16歳と6歳だが、女子高生である上の孫とは美容談議に花が咲くという。
「孫とは仲よしで買い物に一緒に行くことも多いです。私が若い子と比べて自分のシワを気にしていると『いくつだと思ってるの?』『その年にしてはシワはないほうだから十分よ』と慰められます。でもノーファンデで歩ける美肌を目指して、いくつになってもスキンケアは怠りません。たまに洗顔後、何もつけない“肌断食”をして肌を鍛えたり、泥パックをしたりして、頑張ってますよ」
裏方として祐実さんを人気女優に育て上げた有里さん。孫育てと子育てが違うのは、「怒るエネルギーがない」ことだとか。
「もちろんダメなことはダメだと言いますが、怒ることってすごくエネルギーがいるんです。自分が若いときは、ダメだと思うことに対しては子どもに怒って、わかってもらえるまで努力をしましたが、今はそんな体力がないですね。
ただし、孫に何か言うときに遠慮したりはせず、思ったことをはっきり伝えます。それをどう捉えるかは孫次第。そもそも、子どもも孫も、親や祖母の思うように育つことなんてないので、思いを伝えるけれども、あとは見守るしかありません」
美ボディをキープしている有里さんだが、年齢とともにダイエットの効果が出にくくなっているのが悩みだという。
「やせていても若い子とは背中の肉のつき方が違うんです。私はあと5キロやせたいのですが、食べないダイエットをするとシワができてしまいます。運動も好きじゃないので、ラクしてやせられるサプリとかが欲しいですね(笑)」
有里さんの“VIVA女”道はまだまだ続きそうだ。
ものまね芸人のなかでは、きゃりーぱみゅぱみゅのものまねで知られるまーなさんが“VIVA女”代表だ。45歳にして長女が産んだ2歳半と3か月の2人の孫がおり、上の孫からは「ばあば」と呼ばれているという。
「ふたりともコロナ禍で生まれたので、なかなか会いにいけなかったり、もどかしい思いをしましたが、孫は本当にかわいいです。自分の子どもの育児は『きちんと育てないと』というプレッシャーがありましたが、孫に対しては余裕を持って見ていられるので、いとおしいという気持ちしかないです。アンパンマンのものまねをしてあげるとすごく喜びます」
まーなさんはバツ2で、ものまね芸人としてデビューしたのは36歳という遅咲きだ。
「19歳で結婚して、20歳で長男、21歳で長女を出産し、専業主婦をしていました。でも離婚して、子どもたちから『好きなことをしたら』と言われ、36歳のときにものまね芸人のオーディションを受けて合格したんです」
叔父たちは『あずさ2号』で知られる歌手の狩人のふたり。「その影響からか、私も昔から歌うことが大好きでした」
きゃりーぱみゅぱみゅからはツイッターでフォロー返しをしてもらえ、ものまねは本人も公認だ。
「16歳も年齢が違うのに、ものまねをさせてもらえてありがたいです。きゃりーさんは独特の衣装なので、最初のころは手作りしていました」
年齢に関係なく挑戦を続けるまーなさんから勇気をもらっている人も多いという。
「最近は平手友梨奈さんのものまねもしています。いくつになっても、子どもがいても、孫がいても夢は追いかけられます。孫にも自分の責任のもとで好きなことをして生きていってほしいですね」