医師が避けるヤバ食材20選(6〜10)

ヤバ食材6.明太子

明太子(※画像はイメージです)
明太子(※画像はイメージです)
【写真】WHOが発表した“発がん性”のある食材

 鮮やかなピンク色の明太子には、亜硝酸ナトリウムという添加物が発色剤としてよく使用されている。これは、どんな原料であっても一律にきれいなピンク色にすることから、食品業界では「魔法のクスリ」と呼ばれているのだそうだ。

「しかし消費者にとっては『悪魔のクスリ』です。食肉などに含まれる二級アミンに反応して、ニトロソアミン類という発がん性物質に変化してしまうのです」(青木先生)

ヤバ食材7.色付きの漬物

 たくあんや紅ショウガなどの色が鮮やかな漬物には、タール色素という着色料が使用されていることが多い。

「この色素は2010年からEU全域で『子どもの発達や脳に有害かもしれない』という警告が表示されるようになりました。イギリスの研究では、この成分により子どもに多動性行動が見られたという報告もあります」(青木先生)

ヤバ食材8.うどん・パスタ

 歌島先生は、白米同様、うどんもあまり食べることはないという。

「麺の中でも精製された糖質の代表ともいえるうどんは、多く食べると空腹時血糖値やインスリン抵抗性を高めるリスクがあるという報告もあります」

 さらに石原新菜先生は同じく麺類であるパスタにも注意を促している。

「小麦粉を使用している食材は血糖値が上がりやすく塩分量も多いです。特にパスタはソースもかなりしょっぱい。普通に白米を食べるより、塩分の摂取が多くなりがちなんです」

ヤバ食材9.白米

白米(※画像はイメージです)
白米(※画像はイメージです)

 日本人の主食である白米も注意が必要だと話すのは歌島先生だ。

「実は、1日に食べる白米を茶碗1杯増やすごとに糖尿病のリスクが11%上がるとする論文が発表されているんです。白米に多く含まれる炭水化物はブドウ糖に分解されますが、その効果は実は白砂糖と同じ。いわば砂糖のかたまりを食べているようなモノだといわれるくらいですから、用心するべきです

ヤバ食材10.生クリーム

 生クリームには、飽和脂肪酸が多く含まれている。これはいわゆるサラサラした液状ではなく、ベタベタした固形の動物性脂肪のことだ。

「飽和脂肪酸は血液中の中性脂肪やコレステロールを増やし、心筋梗塞などのリスクを高めますので、食べすぎないのが肝心ですね」(歌島先生)