医師が避けるヤバ食材20選(11〜15)

ヤバ食材11.菓子パン・ケーキ

 デザートは別腹とばかりに甘いものの誘惑はどこにでも転がっているが……。

「糖分のとりすぎが健康に悪いのは当然であり、ウエイトコントロールの大敵であることは言うまでもないですが、心筋梗塞などによる死亡リスクも高めるという報告があります。だから僕も、あまり食べないようにしてますね」(歌島先生)

ヤバ食材12.マーガリン

 どの家の冷蔵庫にも必ずといえるほど入っているマーガリン。スイーツにもよく使われているが、石原先生はその危険性を警告している。

マーガリンに含まれているトランス脂肪酸は、摂取すると悪玉コレステロールが上がりやすくなります。そうすると、動脈硬化が始まり、心筋梗塞、脳梗塞、アルツハイマー認知症などのいろいろな病気に広がってしまうんです」

ヤバ食材13.ゼロカロリー飲料

 甘いドリンクも、健康のプロたちが敬遠する食品のひとつだが、特に気をつけるべきなのが、合成甘味料が含まれたゼロカロリー飲料だ。

「ゼロカロリー系に特によく含まれているアスパルテームは、過食を招いたり、糖尿病や骨が溶けて骨粗鬆症になるリスクが上がるので、私は飲まないようにしています」(石原先生)

ヤバ食材14.缶チューハイ

「ストロング系の缶チューハイは最悪です。中枢神経がマヒし、自分を失ってケンカっ早くなったり暴れる人が少なくありません」と石原先生は危機感を募らせる。

 ビールや発泡酒より安く手に入る缶チューハイは、若者世代を中心に人気があるが、医師からは「高アルコールのものは危険ドラッグとして規制したほうがよいのではないか」という声も上がっているほどだ。

ヤバ食材15.揚げ物の惣菜

 忙しい日や料理が面倒なとき、スーパーに売っている揚げ物のお惣菜に頼るという人は多いだろう。

「材料のお肉が古くなっているだけでなく、油で揚がっているものは老化を促進させるAGEのかたまりです。揚げたてをすぐに食べるならまだしも、スーパーの店頭に並んで半日、1日と時間がたったものはさらに酸化が進んでいます。売れ残りの値下げ品を買うなんてもってのほか。私は絶対に食べたくないです」(石原先生)