医師が避けるヤバ食材20選(16〜20)
ヤバ食材16.茶色いソース
「お好み焼きや焼きそばのソース、カレールーといった茶色いソースには、でんぷんなどを加熱して作ったカラメル色素という着色料が使用されています。これらは色によって1、2、3、4という番号が振られており、そのうちの3と4には発がん性物質が含まれているんです」
そう語る青木先生によると、原料表示にその番号が書いてあることはなく、すべて「カラメル色素」として一緒くたにされているのだ。
「天然着色料として、最もよく用いられているため、知らず知らずのうちに大量に摂取しているんです」(青木先生)
ヤバ食材17.フルーツ缶詰
缶や瓶に詰められたフルーツは最悪な食品だと石原先生は訴えかける。
「まず、どこでとれたフルーツなのかもわからない。大量の農薬が使用されている場合もあるし、浸かっているシロップも糖分まみれ。さらには保存を利かせるために添加物がたくさん使われています。私は絶対買いません」
ヤバ食材18.居酒屋のおつまみ
居酒屋で頼みたくなるおつまみ。よく冷えたアルコールにピッタリの、しょっぱいものや脂っこい食品をついつい選んでしまいがちだ。
「揚げ物、マヨネーズ、塩分など身体に悪いもののオンパレードです。どうしても食べたいなら、シンプルに枝豆とか酢の物などにしておきたいところです」(石原先生)
ヤバ食材19.フライドポテト
なんとなく身体に悪いことは想像できるフライドポテトだが、実態はもっと恐ろしい。
「120度以上で高温加熱された炭水化物系の食品には、アクリルアミドという発がん性物質が発生するんです」と、危険性を懸念するのは牧田先生。同じように、歌島先生も驚きの事実を教えてくれた。
「エビデンスレベルは高くないのですが、週に2回以上フライドポテトを食べる人は死亡リスクが高いという研究結果も発表されています」
ヤバ食材20.ポテトチップス
「ポテチに限らず、フライスナック菓子全般にはアクリルアミドが含まれています」と話す牧田先生。歌島先生も口をそろえて次のように言う。
「揚げてから時間が経過すると油は酸化していきますから、パッケージの中でどんどん身体に悪い油になっていく。だから最近は『ノンフライ』のお菓子が人気なのでしょう」
教えてくれた先生たち
整形外科医。「エビデンスをわかりやすく」をモットーに情報発信。YouTubeチャンネル『すごいエビデンス治療』は登録者数10万人超え。本記事のセルフ解説動画も公開中。
銀座予防医療クリニック院長、一般社団法人国際予防医療協会代表理事。論文・文献から収集した最新医学を親しみやすく紹介。YouTubeにて『Dr.青木竜弥の健康授業』を運営中。
イシハラクリニック副院長、ヒポクラティック・サナトリウム副施設長、健康ソムリエ理事、ロングライフラボ理事。診療のかたわら、テレビ・ラジオなどのメディアでも活躍中。
AGE牧田クリニック院長。糖尿病、生活習慣病、肥満治療の専門医で延べ2万人以上の患者を診ている。著書に『医者が教える食事術 最強の教科書』(ダイヤモンド社)など多数。
<取材・文/オフィス三銃士>