「当時の河合社長は、ロッテ本社の常務取締役を務めるとともにマーケティング統括も担っていましたから、広告業界や芸能界とも少なからず関わりがあったと思います。もしかすると“口利き”してもらった可能性はなきにしもあらず(笑)」(同・芸能ライター)
ところが、芸能界での活動期間は短く、以後はヨガインストラクターとしてスポーツ関連の場で活動する機会が多くなり、必然的にアスリートのサポートに携わるようになったというわけか。
「ヨガはメンタルケアにもつながると聞きますから、アスリートのメンタルサポートもしたいと考えたのでしょう。インストラクターとして活動しつつ、通信教育で心理学を学んだみたいですね。当時は国家資格である公認心理師の取得を目標としていたと言いますから、プロチームのサポートに抜擢されたくらいですし資格を取ったのかもしれませんね」(前出・野球担当記者)
周囲から“特別扱い”と見られる
何はともあれ、マリーンズ“内紛”の一因ともされてしまったRさんだが、井口前監督、河合前球団社長が退いたことで、新体制が整えられれば自ずとチームから離れてしまうのかもしれない。
前出のスポーツジャーナリストは、「プロ野球チームといえども、フロントや現場も含めて足の引っ張り合いがあるということ」と代弁する。
「そのRさんが本当に優秀な人材だったとしても、“球団社長の娘”の肩書きを持っていることで周囲からは“特別扱い”と見られてしまい、それをおもしろくないとする人物が有る事無い事を吹聴したとしても不思議ではない。
ただ河合さんの方針だったのか、それとも彼女の希望だったかはわかりませんが、まだ裏方としてチームに帯同させるならまだしも、堂々とベンチ入りして目立ってしまったのは、そこは戦略ミスになってしまったのかなと」
遅かれ早かれ“美人すぎるマネージャー”として話題になっていたのかもしれない。