エンリケは別居中、三崎氏のYouTubeに出演。S氏に対して批判的な言動を取ったことから、この泥試合に発展してしまった。
夫には「尊敬と軽蔑、どっちの感情もある」
S氏「僕がエンリケから借金していることも暴露されてしまって。ここは釈明しておきますが、4億円の借金は、すべてエンリケ空間の運転資金に使っているもの。僕が使い込んだってわけじゃないのに、ああいう形で批判してくるのは止めてほしかった」
エンリケ「でもお金は今でも返してほしいと思ってます(笑)。私はキャバクラのお給料をそのまま渡したりしたんで、会社の資金という認識はなかったんですよ。単純に彼が困っているから貸してあげたと考えていました」
S氏「そもそも彼女とは経営に対するスタンスが真逆。エンリケは借り入れなどせず、無借金経営で、稼いだ分だけでやりくりしていきたいんです。
一方で僕はレバレッジを効かせて、ハイリスク・ハイリターンで勝負していきたいタイプ。仕事にしてもSNSでの情報発信にしても、僕は経営者目線で考えますが、彼女はまず世間の反応を意識する。そこの違いですね」
エンリケは先日YouTubeに動画を投稿して、シャンパンバーは閉店し、近く新たなバーを開店させることを発表した。
エンリケ「色々と批判があるのも理解していますが、頑張ってパートナーの方々への支払いを進めていきたいという気持ちは彼と同じです。騒動で従業員は何人も離れてしまったし、いくつかの事業は一旦終了しますが、新たなバーに加えてエステ事業など、残っているものは全力で継続していきたい」
S氏「そこは本当にその通りで、まずはパートナーへの支払いを済ませることを最優先に考えています。不安に感じられた方々が、現在でも秘密保持契約に反して週刊誌に情報提供しているという話も耳にしていますが、記事化されたことで銀行融資がストップし、結果的に支払いが遅れてしまうというケースもあった。こちらから『止めてくれ』と言える立場ではないのかも知れませんが……。
負債の具体的な金額は伏せさせていただきたいですが、ブランド品の買い取り額は年間で14億円で、各パートナーからの総出資額はその半分以下です。支払状況は現在20%ほどで、来年3月にはすべて完了する見通しになっています。ご迷惑をおかけした方々には改めてお詫びしますが、今しばらくお時間をいただけたら」
経営に対するスタンスは違えど、事業については夫婦とも同じ方向を見据えることができるようになった。しかし、私生活の方はどうなっていくのだろうか。夫としてのS氏について改めてエンリケに聞いてみた。
エンリケ「彼は意志が強いしまったくブレない人。私より全然経営者に向いてるし、そこは尊敬しています。頭の回転がとんでもなく早くて、『この人と一緒になったら最強だな』って思って結婚しました。ただ、他人をSNSで批判したりとか、止めてほしいことや変えてほしいところもいっぱいあって。
彼とはずっと一緒に居られるけど、早く離れたいという気持ちも実はあります。とにかく普通の人じゃない。尊敬と軽蔑、どっちの感情もある」
取材中にも、二人の元には営業のオファーが飛び込んできた。S氏は「しばらくはドサ回りもやらなきゃ」と自嘲気味に笑ったが、騒動の決着が着いた後に、二人の関係は「雨降って地固まる」こととなるのか。行く末を見守りたい。