case2. Around60の懸賞マニア
お米や洗剤は買うのではなく“当てるもの”みちゃさん(62歳)
懸賞歴27年のみちゃさん。累計当選額は2868万円!
「得意なのはハガキ応募。懸賞に合わせたデザインのハガキに、さらにスタンプやシールでデコり、毎月100〜300通は出しています」
応募した懸賞は日付や応募方法などすべて記録。傾向分析にも余念がない。その結果、海外旅行や高級ホテルのエステ、レッドカーペット試写会など、日常では味わえない体験を叶えることができた。
「高級牛肉や厳選フルーツなど、普段買えないような豪華食材もゲットしてきました。ぜいたくな食事ができるのも懸賞のおかげです」
過去にはお米と洗剤を当選品でまかない、1年間買わなかった年も。同様にクリスマスケーキも、「買わずに当てるもの」と達人らしく断言。
「ケーマー仲間とは『今年はケーキいくつ当てた?』なんて話もします。ケーキや舞台のチケットは友人とシェアすると、お返しにイベントや食事会に誘ってもらえるので楽しみも2倍に増えます」
どうすれば当選するのか考えたり、過去の当選記録を振り返って応募することで脳トレにもなる、とみちゃさん。
「今後、目が悪くなってきたら、今のように細かく記録をつけるのが大変になるかも。その時々で楽しいやり方を模索しながら続けたいですね」