そんな男闘呼組の華々しい復活劇を受け、往年のジャニーズファンからは、光GENJIの復活を望む声が上がっているようだ。

光GENJIは内海光司、大沢樹生、諸星和己、佐藤寛之、山本淳一、赤坂晃、佐藤敦啓(現在は佐藤アツヒロ)の7人からなるグループで、1987年にシングル『STAR LIGHT』でデビュー。ローラースケートで滑走しながら歌うというスタイルが話題を呼び、『ガラスの十代』『パラダイス銀河』『太陽がいっぱい』など、数々の大ヒットソングを生み出しました。

スキャンダル続きの光GENJI

 しかし、1994年に大沢と佐藤寛之が脱退・退所すると、翌1995年にグループは解散し、それに合わせて諸星も事務所を離れることに。その後2002年に山本が退所、2007年には赤坂が覚醒剤取締法違反で現行犯逮捕され、解雇となっています。現在は、内海と佐藤アツヒロだけがジャニーズ所属です」(同・前)

 かつては社会現象となるほどの人気を誇った光GENJIだが、近年では元メンバーのスキャンダルばかりが取りざたされるようになった。

「例えば、大沢は2014年、前妻の女優・喜多嶋舞との間にもうけた長男が『実子ではない』と週刊誌にスクープされ、DNA鑑定を行った末に、父子関係がなかったことが発覚。また山本は2013年頃から愛媛県松山市の道後温泉にあるバーで働きだしました。

 しかし14年に結婚した妻が、その翌年、山本に3000万円もの大金をむしり取られ、ソープランドで働くことを勧められたと告発しています。また薬物事件でクビになった赤坂は、2009年にも覚醒剤取締法違反で逮捕。2015年には、人妻と沖縄・宮古島に移住していたことが報じられるなど、何かとお騒がせ続きです」(スポーツ紙記者)

 一部の元メンバーのスキャンダルによって、アイドルとしての輝きは完全に失われてしまったように見える光GENJIだが、諸星は再結成を心から望んでいる様子。

「諸星は今年7月、ゲスト出演した『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、男闘呼組が復活を発表した『音楽の日』を観て、≪結構、涙が出てきましたよ≫と話していました。再結成については≪もちろんやりたいですよ、僕はね≫と訴えながらも、≪なんで我々の光GENJIのグループが、再結成できないかってことについて、話し合ったほうがいいと思う≫とのこと」(ウェブメディア編集者)