節約ポイント4 コスパが悪いものは買わないを徹底
買うに値するか、常に問う
割高なものや、なくても大丈夫なものは徹底して買わない。
「細かいことの積み重ねですが、貯蓄スピードは格段にアップ。とはいえ買ったらダメというわけではないです。買いすぎない、買わなくても支障がないという個人的な意見としてご紹介します」
○○用洗剤
用途別洗剤はきりがないほどあり、100mlで60~90円と値段も高め。「セスキ水なら500mlで約2円、クエン酸水なら500mlで約5円。これがあれば家中だいたいキレイになりますよ」
トイレシート
「いろいろ試してみて、100均の除菌シートで代用するのが一番だと思いました」。大判タイプなら1枚で床から便器までキレイに掃除ができるそう。「これなら1枚4円程度。もちろん、水に流せないのでご注意を」
自分へのごほうび
シュークリームなどスーパーで半額スイーツを見つけるとつい買っていたが、健康にも悪いし、節約も遠ざかるので、今は一切なし。「誘惑に負けそうになったら、お金を払って太りたいのかと自分に言い聞かせています」
コンビニのおにぎり
子どもと出かけているときなど、小腹を満たすために便利なのがコンビニのおにぎり。「でも1個160円くらいと高い! 手作りなら30円程度なので、お昼をはさみそうな外出時には持参」
小分けパックのお菓子
個包装になっているぶん、2倍くらい高くなるものも。「わが家はプライベートブランドで大容量のお菓子がメイン。これを皿に取り分けて食べるのが一番コスパがいいです」
理由が「せっかくだから」
「せっかく旅行に来たから」「せっかくアウトレットに来たんだから」などの理由で買うのはダメ。「買う理由もないのにその場の気分で買うのはムダ遣い。悩んだら買わない、を徹底して」
子どものおもちゃ類
不要品を譲り合うサイト「ジモティー」をフル活用。「おもちゃだけでなく、収納ケースや学習机、ベッド、椅子も無料です。いいものはすぐになくなってしまうので、小まめにチェックしています」
余分な衣類
服は年に2回ほどある「しまむら」のセールで。「1枚100円に下がるタイミングでまとめ買い。子どもの服はサイズアウトしたらメルカリへ、売れないものはウエスにしてから処分します」
フリーザーバッグ
食品用のフリーザーバッグは1枚25円ほど、IKEAで購入しても1枚6円ほど。「食品を冷凍するときは、170枚入り100円のポリ袋を使うか、密閉容器で十分です」
炭酸ジュース
以前は業務スーパーの1リットル69円の炭酸水を購入していたが、炭酸水メーカーを買ったほうが割安だと判明。「炭酸ジュースが飲みたいときは、市販のジュースを自家製炭酸で割って作っています」
お話を伺ったのは…Youtuberぴーちさん
誰でもまねできるシンプルな節約術で、多くの注目を集めている。『4人家族ぴーちの節約』
<取材・文/樫野早苗>