会場に集まったファンの質問には、恋愛や結婚についても。
「わりと聞かれましたね(笑)。どんなタイプが好きですか?とか。笑顔がすてきで、明るい方って答えたのかな。ごめんなさい、ちょっとおぼえてないです(苦笑)。仕事でも、どんなことでもいいのですが、リスペクトできる女性はすてきだなと思います。それと、料理が上手に越したことはないですよね(笑)」
ソロツアーで出くわした三代目メンバー
三代目JSB、ソロ活動の楽曲ともに制作にも参加している。11月2日にリリースする4枚目のソロアルバム『GOOD OLD FUTURE』の収録曲でも、作詞・作曲を担当している。
「アルバムのタイトル“GOOD OLD FUTURE”は造語で、“古き良き未来”という意味です。日本の音楽シーンやファッション、カルチャーが大きく変わっていくなかで、もともと好きだったヴィンテージに、より惹かれていく自分がいました。
それは、古き良きものが、再評価されながら輝き続けていると感じたから。今回のアルバムを制作するうえで一度、原点に立ち返る。リバイバルすることで新しいものを生み出せる。であれば、改めて自分が好きなものをやるべきだと。だから、全体的にR&Bのエッセンスをちりばめています」
リード曲のスローバラード『CASTLE OF SAND』は、作詞で参加した。
「求めれば求めるほど、砂の城のように崩れ去っていく。大人の恋愛を表現しました。実体験ではないです(苦笑)。これまでなかった、砂漠をテーマにした曲ですね。この『CASTLE OF SAND』は6/8(ハチロク)ビートといわれるリズム。ソロデビュー曲の『ONE DAY』も同じビートです。そういう部分にも“原点回帰”なところがあります」
三代目JSBのステージでは見ることができないダンスも披露しているソロツアーは、アルバムを意識したセットリストに変え第二章に突入。12月7日の神奈川県民ホールまで続く。三代目JSBメンバーもこれまでの会場に足を運んでいる。
「健ちゃん(山下健二郎)が京都公演に来てくれましたね。あと、東京公演で偶然、登坂(広臣)とエレベーターで会いました。今回のライブは誰かを意識することなく、自然体でいたいので、メンバーたちが来ることを事前に知らせないでとスタッフに伝えてあります」