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ー フワちゃんのすごい振り幅
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ー バラエティーでも“笑いなし”でいい

 

 突然の発表と意外性、そして想像以上のガチぶりに多くの人が驚いた、タレント・フワちゃんプロレスへの挑戦。

 約5か月間に渡るその挑戦の経緯は『行列のできる相談所』(日テレ系)で放送された。もともと憧れはあったとはいえ、普段の雰囲気とはまったく違い、真剣にプロレスに挑むフワちゃんの姿を見て、最初は「話題作りでは」という目で見ていた人も、考えを改めたのではないだろうか。

フワちゃんのすごい振り幅

フワちゃんの日ごろのキャラからして、もう少しおちゃらけたような軽いノリで練習や試合にのぞむのかと思ったら、終始ガチで取り組んでいて、スターダムでの試合も、負けはしましたが“タレントさんがちょっとやってみました”というものではなく、驚きました。さらに本気で取り組めば、けっこういい感じの選手になれそうな気もしました」

 と、元プロレス担当のスポーツ紙記者は言う。

 思いのほか感動的な展開となり、多くの視聴者に感動を与えたフワちゃんプロレス挑戦。「真面目なキャラの人がやっても『がんばったね』とはなるでしょうが、あそこまでの感動は生まれなかったと思います」と語るのは放送作家のひとり。続けて、

「ふだんタメ口でちょっと失礼な態度を取ったり、真剣な姿をみせないフワちゃんが、あそこまで必死に先輩にくらいつく姿をみせた。その振り幅の大きさと、真摯に取り組んでいく姿が胸を打つことになったと思います」

 そして、その挑戦が「ちゃんと形になったことも大きい」とみる。

「あれがしょぼい感じになったら、いっせいに叩かれることもあったかもしれませんが、プロレスファンも『すげえな』という感想をもらしたほどでしたからね」(同放送作家)