「ついに“滝沢秀明氏”ではなく、やんちゃだったタッキーが戻ってきたという感じですね」とは、老舗芸能プロダクションのベテランマネージャーの弁。
11月1日にジャニーズ事務所副社長を退任し、同社を去った元『タッキー&翼』の滝沢秀明氏が早くも動いた。同氏のアカウントと思われるツイッターが11月7日に開設されたのだ。
溢れ出す強大な地球の生命力を誇示するような、真っ赤に燃えたぎるマグマを背景に撮られたプロフィール写真。ガスマクスで覆われて顔こそ見えないが、《冒険家》の肩書きから滝沢氏のアカウントと見て間違いなさそうだ。
彼が初めて火山に触れたのは2013年、TBSの番組企画でオーストラリア近くに位置する火山島・バヌアツ共和国を訪れた時のこと。
「火口ギリギリまで降り立つという、現役アイドルとは思えない身体を張った危険な仕事でしたが、そこで何かが目覚めてしまった。火山に魅せられたタッキーは以後も世界各国で挑戦を続け、ついには論文も執筆するほどに。れっきとした“火山探検家”の顔を持っています」(アイドル誌ライター)
そんな熱すぎる思いを胸に押し込めて、ジャニー喜多川さんの後継者として冷静に、時に冷徹にジャニーズ事務所副社長、そしてジャニーズJr.の育成やプロデュースを目的とした子会社『ジャニーズアイランド』社長の任務をこなした滝沢氏。しかし、無理をしていた面もあったようで。
《冒険家》の肩書きの本当の理由
「“小さいジャニーさん”としてプロデュース業にやりがいを感じていたのは間違いない。でも、Travis Japanの世界デビューでジャニーさんへの恩返しを済ませた、Snow Manら可愛がってきた後輩らも独り立ちした今、どこか燃え尽きた部分もあったと思います。
でも、彼はまだ40歳。個人として挑戦したいことも多々あるでしょうし、これからは自分のためだけに、それこそ火山探検にも好きだなだけ時間を使えますよ」(同・ライター)
そんな“挑戦したい”気持ちは、《冒険家》の肩書きにも表れている。滝沢氏、いや、タッキーがツイッター開設すると間も無く、元KAT-TUNの赤西仁が《魔女の条件観たよ》がリプライすると、そして元NEWSの山下智久が《ずっと大好きな先輩。》、元関ジャニ∞の錦戸亮も《Boss降臨》と次々と反応。
ジャニーズを退所した“辞めジャニ”のエールに、タッキーもまた喜んでいるかのように即リツイートしてみせたのだ。またフォロワーには元NEWS・手越祐也らも名を連ねており、わずか1日で155万人を突破。そのカリスマっぷりは健在の模様。