13歳で入所すると、ジャニーさんからの寵愛を受けて“エリート”コースを歩んできたタッキー。嵐や関ジャニ、山Pや生田斗真ら錚々たるメンバーを率いて“黄金期”を築き、ジャニーズJr.の人気と可能性を底上げした生粋のリーダーの顔も持つ。

赤西軍団らが認める“ボス”の顔

「ジャニーズ副社長としてネクタイを締めたことも手伝って、世間一般には真面目な優等生イメージが強いと思います。でも、本来のタッキーはやんちゃな遊び好きで、時にジャニーさんや事務所幹部の手を焼かせることもありました。

 その反面、芸事にはストイックで手を抜くことを知らないために、時に舞台やコンサートに携わる後輩を叱咤することもあったみたいですね。それこそ赤西ら“問題児軍団”を絞ることもあったそうで、特にプライベートでは“バレずにやれ”と(笑)。彼らにとって尊敬すべき“ボス”の姿が、本当のタッキーですよ」

 と、懐かしむのは冒頭のベテランマネージャーだ。そんなボスが一声かければ、事務所から離れた“辞めジャニ”の集結も考えられるということ。そう、Jr.黄金期のように。

「もちろん、それぞれが築き上げた道を歩んでいるだけに、正式合流することは難しいでしょう。でも、ジャニーズでもSNSやYouTubeなどのネットツールを積極的に取り入れて利益を上げたように、顔を合わせる場はいくらでもあります。

 辞めジャニらが自由に集えるような、それこ“タッキーズ事務所”という新コンテンツを立ち上げるような、そんなワクワクするような冒険を描いているのかもしれません。彼はジャニーさんのエンターテイメントの後継者であり、そして野心家なのですから」(同・ベテランマネージャー)

 タッキーによる、タッキーのための冒険が始まりそうだ。