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ー 社長と座長、両立は可能なのか

滝沢秀明の後任として 株式会社 ジャニーズアイランド 代表取締役に就任いたしました》

 11月2日までに関係各所へ送った挨拶状で、滝沢と連名で報告をした元V6の井ノ原快彦

「滝沢さんは、10月末をもってジャニーズ事務所の副社長職と、関連会社である『ジャニーズアイランド』の社長職を退任しました。そこで、ジャニーズJr.の育成やプロデュースを主な業務とする『ジャニーズアイランド』の新たな社長として後任に選ばれたのが井ノ原さんでした」(スポーツ紙記者)

 ジャニーズは井ノ原の抜擢について《必ずやJr.のメンバーの話をよく聞いて彼らの能力を伸ばしてくれるものと期待している》と発表しているが、彼には“まとめ役”としてもう1つ大きな仕事が待っているようで……。

「井ノ原さんが主演のテレビ朝日系の刑事ドラマ『特捜9』は、すでに来年の4月クールにseason6の放送が予定されています。もちろん、井ノ原さんは続投する方向です」(テレビ朝日関係者)

社長と座長、両立は可能なのか

来年の4月クールにseason6の放送が予定されている『特捜9』(公式サイトより)
来年の4月クールにseason6の放送が予定されている『特捜9』(公式サイトより)

『特捜9』は、井ノ原が演じる警視庁捜査一課特別捜査班、通称“特捜班”の主任・浅輪直樹をリーダーに、個性派メンバーがぶつかり合いながら事件解決に挑む人気シリーズ。今年4月から放送されたseason5は、平均世帯視聴率10・7%を記録した。

「例年、撮影は2月から6月にかけて行われます。井ノ原さんは主役ですし、来年も多忙なスケジュールになることが予想されます」(同・テレビ朝日関係者)

 社長就任後も変わらず“座長”を務めることになるが、そんな“二兎を追う”形の両立は可能なのか。

'23年1月から始まるJr.の舞台で、井ノ原さんは初めて演出を務めます。経験豊富な東山紀之さん、堂本光一さんと共同ではありますが、Jr.は年間を通して舞台やライブが多い。5月には『ジャニーズ銀座』、9月には『少年たち』という毎年恒例の舞台作品もありますから、本格的に演出に携わっていくなら、社長業だけでもそうとう忙しくなるでしょう」(舞台関係者)

 さらに、こんな懸念も。

現在、Jr.のメンバー数は100人を超えています。井ノ原さんはすでに数十人のメンバーと面談を行ったそうですが、連続ドラマの主演を務めながらコンスタントに100人以上のJr.の話に耳を傾けるのは、容易なことではありません」(芸能プロ関係者)

 まさに忙殺の“茨道”だが、スケジュールに問題はないのか。『特捜9』season6の制作についてテレビ朝日に問い合わせたものの、《お答えすることはありません》との返答だった。

 社長就任にあたり、タレント活動と“二足のわらじ”になることを問われた際は、

《メチャクチャ大変でしょうけど、もっと大変なことは、いくらでもありましたから》

 と語った井ノ原。この先に待ち受ける困難も、特捜班の主任なら解決できる!?