「ゴミ屋敷報道がなければ事故に遭うこともなかった」
仲本さんとは事実婚で、婚姻届を出さなかった理由を聞くと、驚くべき事実が。
「亡くなったので明かしますが、仲本は20年ほど前に銀座に共同でサロンを開かないか? といった投資詐欺に遭い、そのせいで2億円ほど借金を抱えていたんです。前妻と離婚したのも、自分に借金のある状態が不安だったからと聞いています。亡くなる直前まで舞台などで精力的に仕事をこなしていたのも、破産宣告はせずに全部返したいという責任感の強さから。ただ高齢ですし、返済前に自分が亡くなった場合、私が借金を背負うことになるから……と事実婚を選ぶことになったので、婚姻届を出さなかったのは彼の優しさなんですよ」
今回、週刊女性で告白することを決めた理由をこう明かす。
「ゴミ屋敷報道などが出たことで、彼の所属事務所の方と今後の対応について話をしたんです。それで仲本とも改めて話し合いをすることになり、事故の日に横浜の家に来てもらうことになっていました。いつもは家の近くの駐車場に止めるのですが、その日はたまたま空いていなかったようで、離れた駐車場に止めたようです。まじめな性格なので時間に遅れてはいけないと、横断禁止場所を渡ってしまったんだと思います。ゴミ屋敷報道がなければ、あの日、仲本が横浜で事故に遭うこともなかったと思うと、本当に悔しいですね」
純歌自身も「あの日、横浜で約束をしなければ……」と自身を追い込み、自殺を考えたのも1度ではないという。
「臆測で書かれた記事に限らず、直接取材に来たメディアも一部を切り取り、私の鬼嫁ぶりが原因で仲本が亡くなったかのような報道を繰り返しています。そして記事を読んだ人たちが、私のことをバッシングする。最近はインターネットの誹謗中傷で亡くなる有名人も増えているので、報じる側も、読んでバッシングする側も、書かれている当事者のことを少しは考えていただければと思います」