<ロッテリア>
背徳チーズ絶品チーズバーガー

ロッテリアの背徳チーズ絶品チーズバーガー(500円)はチーズ量を増量でき、200%増量(580円)、300%増量(660円)まで可能。数量限定なのでどうしても食べたい方は急いだほうがいいかもしれない(筆者撮影/東洋経済オンライン)
ロッテリアの背徳チーズ絶品チーズバーガー(500円)はチーズ量を増量でき、200%増量(580円)、300%増量(660円)まで可能。数量限定なのでどうしても食べたい方は急いだほうがいいかもしれない(筆者撮影/東洋経済オンライン)
【写真】ファストフード各社のチーズバーガー!

 とことんチーズを取り入れた、「チーズの総量」という意味では究極のチーズバーガー。ゴーダチーズとレッドチェダーチーズを使用した絶品チーズバーガーに、カマンベールチーズ、ホワイトチェダーチーズ、マスカルポーネチーズ、クリームチーズをミックスしたクリームソースをたっぷりと乗せている。

 純白のクリームソース量がかなり大盛り。食べればチーズというよりはサワークリームや生クリームを食べているかのようなテイストで、予想していたチーズバーガー感からは遠い存在に感じる。もったいないのはクリームソースの存在感が強すぎて、ゴーダチーズとレッドチェダーチーズの存在感が感じられなくなること。しかしロッテリアの攻めの姿勢、嫌いじゃあない。

とろけ度: ★★★★★
チーズ感: ★★★
食べ応え: ★★★★

ダブル絶品チーズバーガー

ロッテリアの名物となっている絶品チーズバーガーのビーフパティ増量版がダブル絶品チーズバーガー(770円)。小ぶりだが、チーズとビーフパティの旨味が圧縮されたかのような強い満足感を得られる(筆者撮影/東洋経済オンライン)
ロッテリアの名物となっている絶品チーズバーガーのビーフパティ増量版がダブル絶品チーズバーガー(770円)。小ぶりだが、チーズとビーフパティの旨味が圧縮されたかのような強い満足感を得られる(筆者撮影/東洋経済オンライン)

 根強いファンが多くいるロッテリアの絶品チーズバーガー。構成しているメインの具はバンズ、ビーフパティ、チーズのみで、マクドナルドのチーズバーガーにも負けないシンプルさ。

 具が少ないのに価格がやや高め。ダブル絶品チーズバーガーも小さめで「ビジュアル的ショボさ」が心配になるが、食べればそれは杞憂だとわかる。ビーフパティは意外とボリュームがあり、公式には厚みが8mmもあるとのこと。チーズがかなり上品なテイストで、最初から最後まで飽きない絶妙なソルトテイスト。食べていると、チーズがビーフパティを包み込むようにジワジワ広がり、じょじょに味変させていることに気が付く。

とろけ度: ★★★★
チーズ感: ★★★
食べ応え: ★★★

トップクラスのジューシーさ

<モスバーガー>
スパイシーモスチーズバーガー

モスバーガーのスパイシーモスチーズバーガー(470円)。モスの定番ともいえるミートソースとチーズの競演が楽しめる逸品。よりジューシーなビーフパティエキスが楽しめるスパイシーダブルモスチーズバーガー(610円)も美味(筆者撮影/東洋経済オンライン)
モスバーガーのスパイシーモスチーズバーガー(470円)。モスの定番ともいえるミートソースとチーズの競演が楽しめる逸品。よりジューシーなビーフパティエキスが楽しめるスパイシーダブルモスチーズバーガー(610円)も美味(筆者撮影/東洋経済オンライン)

 日本で食べられる有名ファストフード店のなかで、もっとも完成度が高いチーズバーガーと断言したい。トマトとミートソースが極めてジューシーで、チーズと出会うことでビーフパティに流れ込み、得も言われぬ強いコクを生む。

 何より素晴らしいのは、ソースやビーフパティなどに圧されず、しっかり最後までチーズの旨味を感じさせてくれるところ。そこにハラペーニョが参戦し、テイストが一辺倒にならないよう刺激を与え、肉の旨味とバンズの旨味を際立たせ、たまらなく甘美な味覚体験をさせてくれる。個人的には、テイクアウトしてマヨネーズをかけて食べるとチーズのコクに深みが出て良い。

とろけ度: ★★★★
チーズ感: ★★★★
食べ応え: ★★★★★