沢尻エリカ芸能界引退までの経緯
彼女がお騒がせ女優として、その名を轟かせたのはすでに15年前の話。
「沢尻さんと言えば、自身が主演した映画『クローズド・ノート』(2007年)の舞台挨拶で、司会の質問に対して不機嫌そうに“別に”と発言した様子が、大炎上。
その2年後の2009年には、22歳年上の当時“ハイパーメディアクリエイター”という肩書きで活躍していた高城剛さん(58)と電撃結婚したことも話題になっていましたね」(芸能誌記者)
その後、主演映画『ヘルタースケルター』(2012年)で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞し、2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』では、織田信長の正室・帰蝶役で出演が発表されていたにもかかわらず、放送開始直前の2019年11月に合成麻薬・MDMAなどを所持していたとされ、麻薬取締法違反の容疑で逮捕。
「この逮捕を受けて、すでに撮影がスタートしていた大河は降板。女優の川口春奈さん(27)が代役として出演することになりましたが、すでに10話分の登場シーンを撮り終えていたため、再撮影を余儀なくされ、放送開始が2週延期になる異例の事態に。
これには主演の長谷川博己さん(45)も、第1話試写会に出席した際に“(沢尻さん逮捕の話を聞いた時は)頭が真っ白になった”と苦笑いを浮かべていましたね」(前同)
そんな長谷川も、沢尻の降板については「彼女はもったいない事をしたなって」と女優として才能ある彼女の衝撃的な引退劇を残念がる様子も。