『バイキング』に比べてスタッフの人数は少なく
フジテレビにこの処分が事実か確認したところ、
「パワーハラスメントに該当する行為等、社員就業規則に違反する行為が認められたため、前『ポップUP!』チーフプロデューサーを11月15日付で懲戒休職処分といたしました。また、担当役員ら上長2人を同日付で減俸処分としております」
と処分内容について事実だと認めた。
“パワハラCP”に処分が下り、これで一段落と思いきや、労働環境改善にまでは至っていないようで……、
「もともと『バイキングMORE』に比べてスタッフの人数は少なく、長時間労働は当たり前でした。年内での終了が決まったことで、次に担当する番組が決まったスタッフが離れていっています。現在は最小限の人数で、なんとか制作を続けている状態です」(制作会社関係者)
残ったスタッフからは悲痛と諦めの声が上がっていた。
「“番組が回らない”と人手不足に頭を抱えています。さらに、“他から声がかからないスタッフしかいないから、面白いものを作ることができるはずないですよね”などと仲間内で自虐的な発言を繰り返していて、とても笑えるような状況ではありません」(同・制作会社関係者)
ホームページの番組紹介には「見てくださる方の気分が自然とUP!する、ポップな番組」とある『ポップUP!』。過酷な環境で働くスタッフからすると、決してポップとはいえないだろう。