デビュー20周年、これまでの転機は数え切れないほど
俳優デビューは『天体観測』(’02年)、今年で20周年だ。
「感慨深さはとってもあります。本当に大変だったけど、すごく幸せな思いもできた1年でした。7月にファンミーティングができたことが、自分の中ですごく大きくて、うれしくて」
そのキャリアの中での転機を尋ねると、
「めちゃくちゃいっぱいありますよ。最初に『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』を受けたときもすごい転機でしたし、そこから転校して上京したのも。学園ドラマに出たのも、20歳になったことも、ミュージカルを始めたことも、WaTを組んだことも、解散したことも転機。もう、数え出したらきりがない20年。ひとつ“これ”というのは出てこなくて」
重ねた時間の中での変化は、
「やっぱり親になったこと。家庭を持ったというのが、自分の中ではすごく大きいです。変わらないことは、今でもこの仕事が好きだということ。それはもう、間違いなく変わらないです」
改めて、今後はどんな俳優を目指しているかと質問すると、
「ほどよいペースで(笑)。もう、あんまり無茶はしたくないと思うので。もちろん仕事も頑張らなきゃいけないし、楽しくやっていきたい。それと同時に、家庭の時間も取っていきたい。やっぱり両立してこそ。今しかない時間を、どっちも楽しみたい。そこをバランスよくできたらいいな、と思っています」
俳優であり、家庭人。その充実ぶりがとてもまぶしい――。
『科捜研の女 2022』毎週火曜夜9時〜放送中(テレビ朝日系)