サボりたいから社長よりサラリーマンがいい
ドラマ撮影の現場ではタイトなスケジュールのなか、出演者たちのチームワークもよかったと話す。
「課長役の(岩井)ジョニ男さんも撮影現場をすごく盛り上げてくださったし。係長役の野口(かおる)さんも、つねに100%のエネルギッシュなお芝居をされる方だし。
今回、主人公のかりあげクンはちょっと“省エネ”な感じのお芝居なんです。なので、共演の皆さまがすごく盛り上げてくれてやっと彼の人物像が浮かび上がるっていう、ほんにゃら産業はそんな組織図になっております(笑)」
かりあげクンが働く会社「ほんにゃら産業」。現場では出演者だけでなくスタッフも含め、こんな会社に就職したいと話していたそう。
役者を目指す前は自動車整備会社への就職を考えていたという戸塚。そんな自分自身が会社に入るなら、社長になりたい派? サラリーマン派?
「社長はちょっと……エラくなっても3番手くらいで。サボりたいですよねえ。だからサラリーマンでいたい。下っ端がいいです。でも万年ヒラのサラリーマンじゃ下の者への示しがつかないから、最終的には部長くらいで(笑)」
ドラマの撮影中は見事なかりあげヘアだった戸塚。もう一回かりあげにする予定は?
「あります!っていうか、いまのところ予定ないんですけど、シーズン2をやりたいです。やりたいと思っているという強い希望は言っておきます!」
Q.2023年はどんな年に?
戸塚「そうですねぇ、『週刊女性』に撮られないように……」
――マネージャーさんが大丈夫って言ってます。ネタがない!って。
戸塚「……ネタ、作らなきゃ!」
――で、23年は?
戸塚「健康を大事にしていきたいですね。身も心もお芝居も健康的に。昔から、年末に年末調整みたいに風邪ひいちゃうんです。やっぱりお仕事は休めないじゃないですか。
だから正月休みに一括して病気になったときのつらさっていったらないんですよね。あ、ありました、役者を辞めたいって思ったこと。そのときでした(笑)」
(撮影/山田智絵)