ただ、擁護派も多いようで、

「慣れないところでしゃべって、言葉のチョイス間違えただけでしょ」

「逆に好きな海外の作家が『日本人に向けて書いてない』と言ってるって知ったとしても、好きなら読み続けるし、可能ならその人の母語を勉強すると思うんだけどなぁ」

「むしろ、『脚本家さんがそこまで言うならこのドラマ好きだし日本語をもっと勉強してもっと深く理解できるようになろう!』ってきっかけになる気がするし、そう受け止める世の中であってほしい」

「喋りのプロじゃない人が宣伝のために人前に出されて、そこまでの責任はないと思う…さすがに酷だよ」

 とネットの過大解釈を批判するコメントも相次いでいた。

トーク動画が切り取られ海外で炎上

 物議を醸したのは、日本国内だけではない。トーク動画の一部が切り取られTwitterに投稿されたことをきっかけに、日本語ができる韓国人によって拡散され韓国で炎上してしまっているようだ。

 実際に現地のSNSでは、このような声が上がっている。

「トーク番組を編集する時点でこのシーンを切らなかったり、海外ドラマにハマらない理由という題名を平気で付けている編集者もグローバルではない」

「日本人=日本語=美しさを分かってくれると考えている時点で閉鎖的。自分が見ている世界が全てだと思ってるのかな、他の国の言語を勉強した事がないんだろうね」

「日本特有の情緒を理解してもらおうという考え方が古い。このまま鎖国状態で生きてれば?」

「自国民しか理解できないと言っている時点で、日本という国の民度と、グローバルから後れを取っていることを如実に表している。だから後進国って言われるんだよ」

「日本のコンテンツが海外のものよりも明らかに力がないのは事実かもね、それを認めたくないだけだよ。韓国ドラマはお金も掛けて、外国に出る前提で作っているから意識が全然違う」

 などと非難の嵐。どうやら韓国では価値観の違いなどの理由から、日本国内以上の反発が出てしまったようだ。

 12月22日、ついに最終回。どのような結末が待ち受けているか心待ちにしている視聴者もいる多いだろう。注目されているだけに、生方氏に関する議論は今後もしばらく続きそうだ。