大晦日にも朝倉未来の名前を出して…
さらに平本は同月開催された「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」に出場し、他団体でチャンピオンになった経験がある強豪・弥益ドミネーター聡志にフルマークの判定勝利。あまりにも圧勝で勝ったたため、多くのファンからは
「すさまじく強かった! これなら朝倉未来に勝てるかも」
「ついに実力が伴ってきた。格闘技ファンが心待ちにした平本VS朝倉を実現してほしい」
「ドミネーター選手は日本人でもトップクラスのベテランなのに圧勝ってすごすぎる」
「もしかすると朝倉未来を超えてしまったか!?」
といった反響が相次いだ。ちなみに朝倉は同じRIZINの舞台でドミネーターと対戦しており、平本よりも遥かに早い“1R KO勝ち”を収めている。
しかし朝倉は9月におこなわれたメイウェザー戦での影響で、頭痛が完治していないことを理由に大みそ日に開催される「RIZIN.40」に出場しないことを発表。同大会の記者会見では“平本節”は炸裂し、
《朝倉未来どうしたんすか?》
《大みそ日の試合… まさか出ないことなんてないよな》
とコメント。実はこの発言は朝倉が昨年の同時期に平本に対して放った言葉のオマージュであり、それに気づいた他の選手たちは苦笑いを浮かべていた。
当然ながら朝倉も黙っておらず、自身のTwitterで
《彼、精神的な病だから皆んなそっとしてあげて。可哀想に… 俺は来年もっと強い奴と試合する 今日いい話が出来た》
と応戦したかと思いきや、続けて、
《あ、これシバターのことね! 皆んな誰かと勘違いしてる?》
とツイート。炎上系YouTuber&格闘家のシバターに対するコメントだと訂正していた。
結局、平本は大晦日に日本ムエタイの至宝・梅野源治と対戦し、2Rに強烈な左フックで倒したものの、時間切れだったためドローとなった。同日、平本はこのようにツイートしている。
《朝倉戦のメイウェザーをオマージュして、2RピッタリKO狙ってみました》
しかし、同日にRIZINのリングで榊原信行CEOがリング上で、朝倉と前RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎の来春の対戦を発表した。朝倉は自身のYouTubeで、「(選手生命の)終わりが迫ってますんで、牛久選手に負けることがあれば引退だろうし、毎回次が最後という気持ちで、格闘人生で一番頑張らないといけないのかな」と意気込みを残している。
約2年にも渡って舌戦を繰り広げている朝倉と平本だが、果たして対戦が実現する日はくるのだろうか。