“二世”であることを忘れ去れる活躍
こういった世代間ギャップは、俳優では佐藤浩一や香川照之、大森南朋に見られ、近年でも『ONE OK ROCK』のTAKA、『NiziU』のリマ、新田真剣佑と眞栄田郷敦兄弟といった“二世”にも起きていることと言えよう。
「藤圭子さんを母に持つ宇多田ヒカルさんもそうでしたが、彼・彼女らは親が芸能人であったとしても、“そういえば二世だった”と忘れさせるような、圧倒的なパフォーマンスを持って自己を確立してきた存在です。もちろん、そこには“親の七光り”に甘んじるのではなく、懸命に努力を重ねてきた過程があってこそだと思います」(同・レコード会社関係者)
2019年3月放送のTOKYO FM『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』に出演した父・浜田雅功。この日、木村からOKAMOTO'Sの活躍ぶりを振られるも、【俺は認めてないもん、あいつら】としつつ、こんな親子のエピソードを披露していた。
【ちょっと1回言うたらなアカンな思って。家でメシ食うてる時に、“お前さ、それ(バンド)でメシ食おうと思ってずっとやってんの?”って言うたら、(ハマ・オカモトが)箸バンって置いて“そんなに甘くねぇよ!”って】
もしかしたら浜田が、“ハマ・オカモトの父”と呼ばれる日もそう遠くはないのかもしれない。