「話がちっとも入ってこない」
「『学術会議法改正法案』『統一教会』『防衛費増額』『元陸上自衛官・五ノ井里奈さんへの性加害問題』など、取り上げるテーマは多岐に渡っています。短い動画で政治や社会の問題を知ることができる貴重なアカウントではあるのですが、SNSでは、動画内の過剰な演出が物議を醸しているんです。
望月氏は、すべての動画において、“キラキラ加工”を施しています。背景に星やハート、花火が飛んだり、猫やクマ、リスといった可愛い動物のスタンプが貼られ、また顔にも美顔フィルターをかけているものとみられます。そんな演出の中で、例えば、ウィシュマさん死亡事件を解説し、日本がいかに人権後進国であるかを訴えているのですが、すさまじい違和感を抱いてしまうんです」(同・前)
ウィシュマさん遺族と弁護団の会見動画の背景にも、やはり星やハートがキラキラと輝き、また猫と顔の絵文字も添えられているが、「遺族の方がこれを見たらどのように感じるのか。亡くなったウィシュマさんや自身らが軽んじられていると思わないかと不安になってしまう」(全国紙社会部記者)という。
実際、SNSでも、望月氏のTikTokの過剰な加工を疑問視する声は少なくない。
「動画を盛るのはおかしくないか?」
「キラキラは必要なのかな」
「話がちっとも入ってこない」
といった苦言も見られる状況だ。
「現状、このような投稿を行っているのは、もともと望月氏に反感を持っている層ですが、彼女を支持する層であっても、かなり強い違和感を覚えるのではないでしょうか。望月氏はTikTokで若者層にニュースを届けたいという思いから、こうした加工を施しているのかもしれませんが、正直的外れというか……。軽く見ていると受け止められかねません」(ウェブメディア編集者)
望月氏が政治・社会問題や自身の考えを広めたいという思いなのであれば、やはり過剰な加工をやめることをおすすめしたい。