夫婦関係が突如として破綻してしまったのだ。離婚と同時に、副業で購入したマンションを売却。2人の間に子どもはいなかったようだ。
事件の真相を知るべく、実家を取材するも、容疑者の父親と思しき人物がインターホン越しに、
「そんな娘はおらん!」
と、取り付く島もなかった。近隣住民によると、
「旦那さんも忍さん(容疑者)と一緒に、よく実家へ来ていましたね。とても仲がよさそうな夫婦でしたけど」
一方、容疑者の知人はこう話す。
「なぜ離婚したのか? 旦那さんに原因があったと聞いています。私の口からは言えないので、知りたいなら本人に直接聞いてください」
元夫は再婚して子宝にも恵まれている
そこで、元夫のもとを訪れた。すでに再婚していて、子宝にも恵まれている。1月下旬の夕方、都内にある築5年ほどの一軒家の窓からは明かりが漏れていたが、インターホンを鳴らしても応答はなかった。
「5年前ぐらいに引っ越してきましたね。奥さんは30代半ばぐらい、ご主人と10歳ほど離れていてお若い方ですよ」(近所の住民)
子どもは2人いて、上の子は小学1年生、下は4歳ぐらいだという。
「ご主人は40歳を過ぎてできた子どもだからか、かわいくって仕方がないみたい。お子さんと一緒に遊ぶ姿をよく見るし、とても子煩悩のようです」(同・住民)
一方、越智容疑者は4年ほど前に渋谷区の高級住宅街にある新築マンションを6000万円で購入。パートナーはなく、ひとり暮らしをしていたという。