コミックスの累計発行部数は9500万部以上。山崎賢人が主演した実写映画版も大ヒットを記録した『キングダム』が初めて舞台化される。
春秋戦国時代の中国。戦災孤児の信と、後の始皇帝となる若き王・えい政が、史上初の中華統一を目指す、歴史スぺクタクルだ。主人公の信役をWキャストで務めるのは三浦宏規と高野洸。
―信役に決まったときの気持ちは?
三浦宏規(23)「うれしかったですね。『キングダム』が舞台化され、自分たちが信役で帝国劇場でやるわけですから。そんな大きな作品の真ん中に立たせてもらえるなんて」
高野洸(25)「信をやらせてもらうのは恐縮なことだし、帝劇も初めて。いろんな衝撃とともに受け取りました。大きな作品なので、信と同じように成長できればという思いです」
―Wキャストの“相方”を知ったときはどう思った?
三浦「うれしかったですよー!まったく知らない人だと打ち解けるのも大変だし。一緒に役を構築していきたいのに、変に意識してしまうのも嫌なので。そういう意味では、10代のころから一緒にやってきている信頼できる洸だったことに、すごく頼もしいなって思いましたし」
高野「全然仲いいんですけど、仕事では、ミュージカル『刀剣乱舞』でしか共演したことはなくて。また違う作品でこうやって巡り合えてよかったなと思っています」
―写真撮影中もイチャイチャぶりがまぶしかったけど、その出会いは?
三浦「共通の知り合いに俳優の永田崇人くんがいて、気が合いそうだからと引き合わされて。“誰?” “Dream5の子” “えええっ!”みたいな(笑)」
高野「そうそう(笑)。7年くらい前?そのときは挨拶しただけだったけど」
三浦「その後『刀剣乱舞』のオーディションで再会して。ふたりとも決まって。今考えたら、すごいね」
―プライベートで遊ぶくらい仲がいいの?
三浦「それが、しないんですよ(笑)。作品が一緒のときだと、ず―っと行動を共にしているんですよ。稽古中も、ゴハンも、公演後のホテルとかでも。でも終わったら、パタッと会わない(笑)」
高野「だよね(笑)。作品中、めちゃくちゃ仲いいのにね。お互い、誘ったりもしないもんね?」
三浦「しないのよ。それがまたいいところで」
高野「作品中が近すぎるんだよ(笑)」