目次
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ー 令和になってラブホテルならぬ“レジャーホテル”
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ー 廊下でプレイ中のカップルの依頼は
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ー 絶滅危惧種!昭和遺産のラブホテル10選

 ラブホテルは、男が女を強引に連れ込むいかがわしい場所……という認識は今や昔。

令和になってラブホテルならぬ“レジャーホテル”

令和の今は“女子会”や“推し会”なんてこともできる、カジュアルでオープンな存在のホテルになりました。それに合わせて、お部屋のインテリアもシティホテルのようなシンプルで上品なデザインが主流になっています。業界でも“レジャーホテル”という呼び方も浸透してきました

 そう教えてくれたのは、ラブホテル研究家のONIさんこと鬼束ちなつさんだ。ユニークなレジャーホテルの部屋を投稿し、たびたびSNSをバズらせるONIさんの本業はランドスケープ(景観)デザイナー。美大在学中からレジャーホテルの独特なデザインに惹かれ、研究を始めたという。真面目な美人美大生がそんなホテルにハマったきっかけは?

地元のインターチェンジ付近の風景が、子どもの頃から気になっていました。なんだか“小さいラスベガス”みたいだな~って。それを大学の研究テーマに選んだのがきっかけですね

 そんなONIさんが追い続けるのは、昭和が色濃く残る、豪華絢爛で淫靡な雰囲気ただようレジャーホテル。その投稿の数々が近年、若者の間で盛り上がりを見せる昭和レトロブームの流れに乗って、大きな話題を呼んでいる。

「かつてレジャーホテルが多く作られていた40~50年前には、1部屋にかける金額が桁違いでした。レジャーホテルのバブル建築ともいえるゴージャスな内装、凝ったデザイン……。令和となった今では、その部屋を維持するだけでも大変。しかも、その割にお客さんも入らない。だから今、“昭和ラブホテル”は絶滅危惧種なんです。見つけたらぜひ、精一杯愛でてあげてください」