Snow Manの歴史を語るのに欠かさない『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』製作発表記者会見に岩本照(29)、深澤辰哉(30)、ラウール(19)、向井康二(28)、阿部亮平(29)、渡辺翔太(30)、目黒蓮(25)、宮舘涼太(29)、佐久間大介(30)が登場した。集大成となる舞台への意気込みを語った。
岩本 照(以下、岩本)「ジャニーズ事務所に入所させていただいた年に始まった作品で、今年、僕は30歳になります。この節目の年に『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』という形で、自分たちが主演で、幕を下ろせる。卒業式を行えるということが本当にありがたいなって思っています」
'06年に『滝沢演舞城』としてスタートし、'19年にSnow Manが座長を務める『滝沢歌舞伎ZERO』へと進化を遂げた作品が、4月8日から開幕する舞台でファイナルに。Snow Manというグループ名と結成が発表されたのも、ラウール、向井康二、目黒蓮がグループに追加加入するきっかけとなったのもこの舞台。
阿部 亮平「Snow Manの歴史を語るうえでは欠かせない公演。ジャニーズが誇る最高の和のエンターテインメントを僕たちでできることを本当に誇りに思います」
目黒 蓮(以下、目黒)「僕たちの青春が詰まった、青春の時間を過ごした作品。ファイナルですが、見てくださるみなさんの心の中にずっと生き続けるのかなと」
歌舞伎、腹筋太鼓、鼠小僧など、数々の名演目を披露してきた舞台。集大成となる公演では、初めてメンバーが演出に挑戦する。
深澤 辰哉「舞台を作るのは、ライブとはまたちょっと違う。それぞれの得意な分野をみなさんに伝えられるよう、見せ場というわけではないですが、良いところが入ればいいなと考えています。1個1個みんなで話し合いながら演目を決めていきたい」
また、全国の映画館でのライブビューイングも決定。そのためか、二幕から一幕制に。休憩の時間がないことで、より肉体的にハードになるのでは?と聞かれると、
岩本「体力や精神力を削り、見る人にエネルギーや感動、笑顔を届けるというのがたぶん『滝沢歌舞伎』本来の姿。追い込まれれば強い9人なので、僕は楽しみです!」
舞台で、特に印象に残っている出来事があるか聞かれると、
目黒「いちばんビックリしたことが、僕と佐久間くんと(向井)康二が同じ楽屋だったとき、ちょっと部屋が汚かったんです。滝沢(秀明)くんから“片づけとけよ”と言われたのですが、“そのままで”と3人で約束したのに、数日後、滝沢くんが楽屋に来たときに佐久間くんと康二の机の上がきれいに片づいていて」
向井「でも、自分の楽屋ですからね。好きにさせてくれよって」
目黒「めちゃくちゃ片づけてたじゃん(笑)」