絶望の日々を過ごす中、小林への怒りが高まっていった。
「小林が“いい仕事をして、売れてほしい”という私の願いは、彼の万引き事件で裏切られました。パティシエになると言うから、せめて2~3年は修行して、それから表に出るかと思えば、すぐに目立つような活動を再開して、パスタソースを通信販売……。万引きって、そんなに軽い罪だったのでしょうか?」
今年のバレンタインデーに開催していたイベントについても言及する。
「小林には、まったく誠意を感じない。今回のイベントは、万引きをした店舗から徒歩ですぐの場所です。
今を支えているのは元からのファンなのに、私には“ファンの手紙はいっさい読んでない”と話していた。いったい、どれほど面の皮が厚いのか……」
小林豊に直撃!
これらについて、小林の携帯に電話をして話を聞いた。
――ファンからのプレゼントをメルカリで転売していた?
「……それは、誰から聞いたですか?」
――心当たりのある人がいる?
「僕からはその……何もお答えできないというか」
――メルカリでファンデーションやアイライナーなども出品していたようですが、これらの商品は……。
「(遮って)ど、どうしたらいいんですか? 僕が今それを答えても何にもならないじゃないですか。僕としては答えることはできないんです」
――バレンタインデーのイベントは、万引き事件を起こした店舗のそばだった?
「それは、そうですね」
――なぜ、その場所を選んだ?
「再起というか、自分が1歩を踏み出すことで喜んでもらえる人が1人でもいるんだったら、やりたいと思ったので。薬局の店長さんも、“今後はしないように”っていう話から“応援してます”と最後は言ってくれたので」
――それは、いつ話した?
「もう大丈夫ですので……。答えられませんと言って電話を切られたと、書いてくれて構いませんので」
――ファンの手紙も読んでなかった?
「うーん……それは誤解があるので。僕からお答えできません。僕も精一杯、今を生きていこうとやっているので。じゃあ失礼いたします」
と話して電話は切れた。
小林は、イベントに集まったファンを前にして、こう話していた。
「みなさんの応援のおかげや、いろんな方の力を借りて、今日、この日を迎えることができました!」
支えてくれたファンを裏切った代償は、まだ残っている――。