まさかの悪手に「残念です。ファンやめます」

《本日21時、アルルカンより皆様に大切なお知らせがあります》

 今回の報道を受けて何か説明があるのでは? とファンが固唾を飲んで発表を待つなか、出されたのはまさかの4月5日に発売される“ニューアルバムの告知”ツイートだったのだ──。添えられた写真は皮肉にも勝利の旗を掲げたようなメンバーたちの写真で、「NEW ARTIST PHOTO」とある。

報道のなか《大切なお知らせがあります》とニューアルバムの告知をして炎上(アルルカン公式Twitterより)
報道のなか《大切なお知らせがあります》とニューアルバムの告知をして炎上(アルルカン公式Twitterより)
【写真】性加害報道直後にアルルカンの公式Twitterがまさかの発表で大炎上

 これに対し、Twitter上では、

「オフィシャルが火に油を注いでどうする……」

「大切なお知らせって、アルバムの宣伝?」

「運営サイドのやり方なのか、本人たちの意思なのかは知らないけど、心配して不安になってたファンたちをバカにしてるような感じがします。悲しくなりました」

「今までファンでしたけれども残念です。ファンやめます。信用、信頼は簡単には取り戻せませんよ」

「当事者のコメントだけでなく事務所として「報道の事実確認、現在・今後の対応」を説明するべきではありませんか。ファンは適切な対応があってこそ安心して応援できるのですが……」

 など、批判の声が多数上がっている。

 アルルカンは昨年9月にも、女性関係のトラブルから精神的に追い詰められ、メンバーと音信不通となっていたドラマー・堕門が話し合いの末活動を再開。しかし再び音信不通となり今年1月23日に解雇したトラブルも。その際、來堵は「悲しみや怒りを与えてしまってごめんなさい。僕自身も彼を信じていました。言葉にならない。裏切られた事から怒りを通り越して呆れに至っています」とコメントを発表していた。

 今回の疑惑を受けネット上では、

「残念ながらここまでスキャンダルが出ると終わりかもな」

「立て続けにトラブル発生でもう解散フラグだよなぁ」

 と絶望を予期するコメントも。

 ファンが混乱するなか、2月17日に來堵はまた新たにコメントをTwitterで発表。女性とのトラブルは“合意の上”であったとし、「これまでファンの皆様には、捜査中のため結論が出ていない状態から本件に触れることができませんでした。このようなかたちで報道が出ることとなり、皆様に心配をおかけする事態になりましたこと、改めてお詫び申し上げます」と、炎上の鎮火を図るのであった。

 今年デビュー10周年を迎える予定のアルルカン。10周年の“大切なお知らせ”が、解散報告にならないことを祈るばかりである。