たかの友梨が注目している最新美容術
最新の美容術があると聞けば、いち早く現地に駆けつけ取り入れる。
なかでも近年注目しているのが“ヒト臍帯血細胞”で、赤ちゃんのへその緒からとる順化培養液。大幅に含有率を増量したものをサロンで用いるほか、近く販売も始める予定だ。
「通常の含有率が1%程度のところ、思い切って含有できるギリギリの45%まで入れました。噴霧すると肌がつやつやになって10歳若返って見える。パーティーでつけていたらみなさん驚かれていましたね(笑)」
サロンと並行し、自らテレビショッピングに出演して商品のアピールを行っている。一番人気の商品は美容成分配合のファンデーション『ジュエリーパクト』。一日で数億円を売り上げており、すでに100万個以上販売した。やはりそれも、たかの友梨という美のカリスマの説得力があってこそ。
「おかしなもので、成分説明の場面になると途端に売れなくなるんです(笑)。それより“ほら、滑らかでしょう”と私が手に取ってご紹介するとみなさん見てくださる。それに、みなさん私の宝石や洋服にも興味を持っていただけて(笑)。だから私もテレビショッピングに出るときは、何かしら新しいものを身につけるようにしています」
エネルギッシュに夢を体現し、誰もがうらやむ成功を収めてきた。そこにはひとつの哲学があると語る。
「私は自分の運というものを信じている。それが私を突き動かしている。人にできて自分にできないことはない、というのが私の信念。できると信じていれば大抵のことはできるもの。そう信じてきたし、今もそう。この年齢だから無理、ということはないですね」
地位に富に名声と、望みのすべてを手に入れた。この先一体、何を成し遂げようというのだろう?
「ニューヨークで暮らすのが今の夢。現地にいる友人のハッピーニューヨークなインスタを見ていたら、私もまた住みたくなっちゃって(笑)」
大のニューヨーク好きで、以前マンハッタンの一等地に別荘を所有していたことも。ニューヨーク暮らしもあながち夢ではなさそうだが……。
「でもサロンを思うとなかなか日本を離れるのは難しい。お客様に喜んでいただくことが私にとって一番大切で、そのためにはどうしたらいいか常に考えています。それにはやはり私自身が125歳まで生きること。私は自称・団塊世代のアイドル(笑)。『たかの友梨』の顔として、この先も元気とキレイをお届けできたらと思っています」
<取材・文/小野寺悦子>