収納は、誰にとっても永遠の課題。ごちゃごちゃした冷蔵庫やクローゼットを見るたびに深いため息が出てしまう。
プロの眼が意外な使い方を発見
救世主といえばすぐれた収納グッズだが、使いこなすのはムズカシイ。そこで、無印良品に長年勤務して、数々の生活雑貨の企画開発を行った水谷妙子さんに、自宅で実際に使っている「おすすめグッズ」をヒアリング。
コスパ、収納力、汎用性といった観点から、おすすめ度のランキングをつけてもらった。
とくに今回注目したのが“汎用性”。
「例えばメイクボックスを台所で、文房具の収納グッズを冷蔵庫や洗面所で使うとけっこう便利。本来とは違う使い方をすることで収納力が上がることも」
水谷さんが実際に自宅で、グッズをどんなふうに愛用しているのか、くわしくご紹介しよう。
元開発者が推す収納グッズベストバイ10
第1位 ドアハンガーロング/山崎実業 1650円
“ドア壁”が瞬時に収納スペースに!“狭住居”救う神アイテム
「近頃、愛用者が増えている山崎実業は、ネット通販や量販店を中心に販売されているメーカー。かゆいところに手が届く製品が多いのが特徴です。このドアハンガーは、下駄箱のドア部分などにかけるだけ。
春先のコートや雨具を、帰宅時につるせるので、花粉や雨の水滴、菌を家の中に持ち込みません。アイロンをかけた衣類の一時掛けにもおすすめ。“ちょい掛け”して収納が簡単に増やせるのが1位に推した理由です」(水谷さん、以下同)
《プロの視点》空きスペースが収納場所に変身
第2位 ISTAD イースタード フリーザーバッグ/イケア 199円〜399円
食材だけでなくあらゆる小分けに重宝
「もともとは食材などを入れて冷蔵・冷凍保存するためのバッグですが、食材以外でも活躍!
例えば、雨具、レジャーシート、子どものおもちゃ、旅行用品の収納などオールマイティーに使えます。透明だから、中身が一目瞭然で、油性ペンで名前などが書けるのもいい。外出時に使うものはそのままバッグインして、持ち運んでいます」
《プロの視点》商品が入っている箱も収納に有効活用できる