“事件”が起きたのは初回、侍ジャパンの3番打者・大谷選手がバッターボックスに入ったときのこと。実況のテレビ朝日・三上大樹アナから「場内の雰囲気も一気に変わりました」と振られるた中居は、

「そうですね〜。え〜、この大谷選手の応援歌みたいなものもね、オリジナルというか。これWBC用のオリジナルの応援歌だということですけども……」

 バッターが打順を迎えると球場内に鳴り響く応援歌。侍ジャパンでも、それぞれの所属チームで使用している選手応援歌を歌うのだが、その習慣がないメジャーリーグでプレーする大谷選手には「WBC用のオリジナル応援歌が使用される」という情報を披露してみせたのだ。

《中居くんはパリーグ見ないんか?》

 多くの視聴者が中居トリビアに「へぇ〜」と思ったことだろう。そして実際にドーム内に鳴り響き始めた大谷選手の応援歌。すると「岩手県出身、栗山監督のもとで北海道で歩み始めた二刀流……」と選手紹介を始める三上アナ。続けて、

「京セラドームに流れる大谷の応援歌。『跳べ!大谷!夢の向こう側へ』。ファイターズで5年間歌われてきた応援歌。この応援歌で日本のファンが大谷を迎えました」

 使用されているのは北海道日本ハムファイターズ時代の応援歌、との情報を冷静に伝えたのだ。この“訂正”がなされると「ファイターズ時代の!?」との中居による驚きの声が流れるも、そのまま三上アナによる実況が再開されたのだった。

 すると、リアルタイムでテレビ観戦していた野球ファンだろうか、SNSでは、

《大谷の応援歌は日ハム時代のなんだが、全く知らない中居くんさんにガッカリだよ》
オオタニサンの応援歌について中居くんが知ったか発揮してて笑った》
《中居くんはパリーグ見ないんか?》

 中居の“知ったかぶり”発言にズッコケる、ツッコミを入れるユーザーが続出したのだった。

 自宅でお酒を飲みながらテレビでの野球観戦が趣味と公言する中居だ。中継のゲスト出演も含めれば、世間一般と比較して野球を見る機会ははるかに多いことだろう。とはいえーー、