2017年のデビューから2022年の解散に至るまで、ラストアイドル名義でリリースしたシングルは11枚で、最初にして最後のアルバムはオリコンランキングで1位を獲得。ファンに惜しまれつつの解散から、1年も経たないうちの“メンバー再募集”に、
《ラスアイの件、あまり状況理解ができないどういうこと?》
《なんでラストアイドルなのにまた募集してんだよ、意味わからん。ラスト終わったやん。悔しそうにみんな受け入れて解散したじゃん。何また集めとんの?》
“新章”始動に納得がいかないのは元メンバーだけでなくファンも同じことでSNS上では疑問の声が上がっている。さらに、
《元メンバーや私たちファンの思いが詰まった「ラストアイドル」のグループ名やロゴなのに、本当に涙が出る。 新しい「ラストアイドル」のメンバーもはじめから風当たり強そうだし良いことないじゃんと思ってしまう》
と、「新ラストアイドル」として集められるメンバーへの将来を不安視するユーザーも見受けられる。
「そしてプロデュースを秋元さんから引き継いだ、“新ラストアイドル”のプロデューサー・一ノ宮佑貴氏の手腕にも不安を覚える声が広がっています」とは、アイドル事情に詳しい音楽情報サイトの編集者。
ボーイズグループオーディション『14ALL』
公式HPによると、今回のオーディションはテレビ放送されるわけではなく、非公開で7人を選出した後はメンバーの追加はしないとのこと。そのため書類選考から2次、3次審査を経て5月6日、7日に行われる最終審査はより狭き門になりそう。
「一ノ宮氏がCEOを務める会社プロフィールによると、大学卒業後の進路はGoogleと“IT畑”の出身で、その後に独立して創業した会社を2年で売却。その後に現会社である『blowout』を設立して、学生時代のバンド経験からプロデュース業を含めた音楽事業を立ち上げたみたいですね。
事務所には数名のアーティストが在籍していますが、本来ならばここにとある“ボーイズグループ”も名前を連ねているはずだったというのです」(前出・音楽サイト編集者、以下同)
2021年10月にインターネットテレビ局『ABEMA』で配信された、ボーイズグループオーディション番組『14ALL(ワンフォーオール)』。全国からオーディションで選ばれた14名の若者が歌やダンス、パフォーマンスを競い合い、最終的に正式メンバーとしてデビューを勝ち取るという企画だ。