「複数週刊誌が篠田の私生活に張り付き、S氏との密会現場を抑えようとしていました。高橋氏からすれば、篠田の不倫が決定づけられれば、親権争いや離婚裁判にも有利になるという算段だったのでしょう。しかし、篠田の不倫の証拠は押さえられることなく、また監護権も認められなかったことから、次なる“暴露”を展開しました」(前出・記者)

「不倫した事実はありません」

 12月に「週刊新潮」(新潮社)は、高橋氏が持つ“不倫の証拠”として、篠田のスマホ内のLINEや生理管理アプリのデータのほか、昨年6月の篠田の夫婦ゲンカの音声データ書き起こしを報じた。

「その内容の一部は『文春オンライン』でも報じられ、さらには音声データの一部が有名インフルエンサーのアカウントからネット上にバラまかれる事態に。音声は篠田とみられる女性が自殺をほのめかすくだりもあり、もはや不倫の立証以前に『篠田をつぶしてやろう』という悪意まで感じられるものでした。

 そして、情報を複数の週刊誌に流した上に、複数のインフルエンサーまで使って篠田を追い込もうとする高橋氏だけに、メディア関係者の間でも『彼側のリーク情報を取り扱うのは危険だ』と言われるようになっていきました」(前出・スポーツ紙記者)

結婚を祝われた2人。篠田麻里子の左にいるのが夫のT氏(親族提供)
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【驚愕】「墓場まで…」元夫が篠田麻里子に送った“8000万円要求メール”

 しかし、各所から総攻撃を受けながら、それでも篠田は不倫を完全否定。自らのInstagramで「私が不倫をしたという事実はありません」と宣言するも、一部のインフルエンサーはさらなる暴露投稿を匂わせていたのだった。結局、年が明けてから暴露は行われることなく、また高橋氏も篠田との離婚発表の文章の中で「麻里子の言葉を信じることにしました」と認めるに至った。

 そして今年1月。『週刊女性PRIME』はかねてからコンタクトを続けていた、篠田の親族に話を聞くために九州地方へ向かった。

 この取材で明らかとなったのは、音声データがツギハギだらけになっていたこと、そして高橋氏が篠田に“金銭要求”を行っていたという事実だった。高橋氏は篠田のスマホから抜き取ったデータを「墓場まで持っていくのだから」として、裁判所や弁護士も通さない形で解決金8000万円を要求するメールを、関係者を通じて篠田に送っていたのだ。